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カスタムバイクは、いつの時代もバイカーの憧れ。ところが実際にカスタムに挑戦する人は意外と少ないのも事実です。「難しい加工や特別な技術が必要っぽいし…」なんて考える方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、(ほとんど)全てがボルトオンパーツで構成された、カスタムビギナーでも挑戦できるBMW「K100」ベースのスクランブラーを紹介しましょう!
こちらがK100ベースのスクランブラー
この美しいカスタム・バイクを製作したのは、ヨーロッパではBMWのスペシャリストとして知られているイタリアのカスタム・ビルダー”Unit Garage”。「K100」のツアラーイメージが完全に払拭された見事な仕上がりです。
エンジンや足回りは完全ノーマル。外観と排気系のパーツ交換のみが施されています。
続いて、どんなボルトオンパーツが装着されたのかについて解説いたしましょう!
カスタムキットの全貌紹介
これがキットの全貌。キットのパーツ点数は全24点です! すべてを記すスペースがありませんので、主なものをご紹介します。
- ナンバープレートホルダー+テールライト
- シート
- リヤフレーム(※ここだけ溶接が必要!)
- リアショック(オーリンズ)+マウント
- 排気系
- タンクサイドパネル・ステッカー
- ハンドルバー
- ヘッドライトまわり
- etc…
K100スクランブラーのディテール
ガソリンタンク本体はノーマルのままですが、”sKrambler”のステッカーと、その下の黒いガソリンタンクカバーがUnit Garageのパーツにカスタムされています。
排気系一式も同社製品にカスタム済み。その向こう側にはオーリンズが鎮座しているのがわかります。また、エキパイの奥に見える赤いプラグコードも同社のキット内容に含まれているカスタムパーツです。
スクランブラー気分を盛り上げるヘッドライト本体、サブフレーム、金属製のガード、小振りのウィンカーも同社製品。画像では見切れてしまっていますが、フォークブーツも同社製品が装着されています。スクランブラーらしさを表現するためのツボを心得たパーツセレクトと言えます。
同社製品のシングルシート、ナンバープレートホルダー+テールライト、リアショック+ショックマウント。どれもボルトオンで美しく装着されています。
キット販売も単体販売も可能!
いかがだったでしょうか?
この「K100スクランブラー」で使用されているパーツは、単品でもキットでも購入可能なのです! 本家BMWモトラッドも「R NineT スクランブラー」の情報を正式公開した矢先ですが、水冷4気筒DOHCエンジンのクラシカルなスクランブラーも非常に魅力的です。ご興味を持たれた方は是非、”Unit Garage”のウェブサイトをチェックしてみてくださいね!
参考 – Unit Garage