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ちょい古なBMWモトラッドをベースにしたカスタム車両は当サイトでも数多く紹介しています。
ところが、それらの多くはボクサーツイン搭載モデルでして……Kシリーズをベースにしたカスタムとなると、かなり限られています。コレくらいでしょうか……
91年式「K75」がモダンなカフェレーサーに変身！
そんな流れを一変させる新しいカスタム車をスペインの”Bolt Motor“が制作しました。主宰するAndrés Palop氏は、なんと元サッカー選手。スペイン1部リーグに所属するセビージャFCの元GKなんだとか。
車両を見て行きますが…… ベースとされたのは1991年式のBMWモトラッド「K75」。なのですが、すっかり様変わりしたモダンな装いに引き込まれます。
フロントフォークはドゥカティ用（車種不明）流用です。ブレーキにはブレンボ製品を奢っています。
そして特徴的なガソリンタンクは…… なんと同じBMWモトラッドの「K100」用を加工して流用しているそうです。実に賢い！
低めのハンドルバーも実に良く似合っており、現代のカフェレーサーのようですらあります。
そのカフェレーサーイメージは、このスウェードで仕上げられたシングルシートで、よりググっと高められております。
サイドカバーはパンチングメッシュ仕上げ。これまた現代的なイメージを植え付けるのに役立っています。
そして仕上げは…… リアのカーボンファイバー製ディッシュホイール。正確にはホイールカバーですね。
ちょい古「K75」はカスタムベースとして狙い目だ！
ということで今回は、BMWモトラッド「K75」ベースのカフェレーサーをご紹介してみました。
ガソリンタンクやフロントフォークなど、かなり大掛かりなカスタムではありますが、それでも、90年代初頭のモーターサイクルがモダンなカフェレーサーに変身するとは…… ちょっと驚かされました。
Kシリーズは比較的安価な中古車が出回っていますから、今後はカスタムベースとして注目されるかも知れませんね。
