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今回紹介するカスタムバイクは、カスタムショップのDeath Machine of Londonが1981年式の MOTO GUZZI LEMANS MK2をベースに製作した AIRTAIL です。シンプルで主張の強いカラーリングを持ったカフェレーサーバイクとなっているこのバイクの魅力に迫ります。
滑らかでシンプルなフォルムを持ったカフェレーサー
こちらがAIRTAILの写真です。滑らかでシンプルなフォルムを持ったカフェレーサータイプのバイクになっています。赤色のフレームと乳白色のような色をした(オールド・イングリッシュ・ホワイトと言う)のカウルで全体のカラーリングとなりながら、ブラックのホイールとタイヤそしてサスペンションで腰を据えた存在感を放っているところも印象的です。
正面から見るとこの通りです。左右で異なる色を持ったフェアリングに2つ目のヘッドライトを装着、実に愛嬌を感じさせるものとなっています。ハンドルのグリップをグレーにしているあたりのさりげないおしゃれ感はポイント高めです。
こちらの写真に写っているバイクは、ベース車両の1981年式MOTO GUZZI LEMANS MK2です。今からおよそ30年前の車両ということもあってデザインはどちらかというとレトロな感じになっています。
このベース車両を1つ前の写真のようにモディファイすることができるという点を知ると、ビンテージバイクに大きなモディファイを行って自分好みのカスタムバイクを持つことも十二分にありだと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オーナーの要望が詰まったスペシャルなフレーム
このカスタムバイクで特に注目的な部分はフレームにあると言って良いでしょう。派手なレッドカラー、側面から見た時に反対側のフレームが見えてしまうほどに外装や各種パーツが外されたスッキリな感じ、そして少し歪とも言える形状をしたリアテール部分、フレーム1つとっても特徴的な箇所は枚挙にいとまがありません。
後ろから見るとこの通り。このリアテールはエアテール(カスタムバイクの名称にもなっている)と呼ばれています。わからない方は、「エアテールラトラー」で検索してみてください。「あーこれか!」とお気づきになるかと思います。いずれにせよ、バイクの中でもトップレベルで独創的なリアテールのフォルムがこのバイクの大きな大きなオリジナリティとなっていることは明らかです。
また、ギュッと引き締められた艶かしいアルミタンクの形状から、触れてはいけないような魅惑を感じずにはいられません。タンク上部にある MOTO GUZZIのロゴはハンドペイント(つまり手書き)です。
オーバーホールや各種カスタムでメカ的な魅力も満載
デザインだけでなくメカニカルな部分にも力が注がれています。エンジンやトランスミッションはオーバーホール。クランクシャフトの軽量化や新品パーツの採用など、ストックのスペックよりもパワーアップしています。
復元されたオリジナルのメーター類には1940年式 Merlin Spitfireの警告灯とメインスイッチを搭載、乗り物を操る喜びにさらなる充実感が与えられているのです。
そうだ、カフェレーサーに乗ろう
Death Machine of LondonのAIRTAILのようなカスタムバイクを見ていると、カスタムしたかっこいい&お洒落なカフェレーサータイプのバイクに乗りたいなと感じずにはいられません。次のバイクどうしようかなと悩んでいる方、カフェレーサーを選択してはいかがでしょう。
Death Machines of London
London, England