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バイク用ETCは一体型と分離型、結局のところどちらがいいのでしょうか。
今回はそれぞれのメリット、デメリットを挙げながらどちらの方が良いのか、比較して分析してみました!
一体型と分離型それぞれの特徴
まずバイク用ETC車載器は、大きく分けると本体、インジケーター、アンテナの3つのパーツで構成されています。
簡単に説明しますと本体はETCカードを入れるメインパーツ、インジケーターとはそのETC車載器が使用可能かをランプで示してくれる表示器、アンテナはETCレーンのゲートと車載器との間で必要情報をやりとりする役割があります。
一体型と分離型の違いはこれら3つが一緒になっているのか、バラバラなのかの違いです。なお、本体だけが別でインジケーターとアンテナは一緒になっているタイプも分離型に分類されます。では、さっそく双方を比較してみましょう。
一体型
メリット
- 価格が分離型より安い
- カードの抜き差しがしやすい
デメリット
- ハンドル回りの設置スペースを多くとる
- カードの盗難に合いやすい
- 本体が外部に晒される
分離型
メリット
- ハンドル回りの設置スペースをコンパクトに抑えられる
- 収納場所によっては、本体が外部に晒されない
- カードの盗難に合いにくい
デメリット
- 価格が一体型より高い
- カードの抜き差しがしにくい
このようにメリット・デメリットで並べると、価格以外は分離型に分があるようです。どうしても剥き出しになってしまう一体型と比べて、カードの抜き差しを頻繁に行わなくていい分離型は、カードの盗難や故障などのリスクも少ないです。
ライフスタイルに合わせたチョイス
では、もっと実際の生活に踏み込んで考えてみましょう。
駐車場が屋内か屋外か、屋外でも屋根があるかないかでもどちらを選ぶかの基準になってきます。
筆者の場合は屋外で屋根無し、かつ住んでいる場所から少し離れた場所にバイクを停めていることもあって、分離型を選択しました。実際の使用感ですが、屋外屋根無し&バイクカバーのみで駐車しているので、やはり分離型は安心感が違います。また、高速での使用感についても、一体型と大差ないように感じます。
ということで、屋外かつ屋根無し保管の場合は、分離型の方がメリットが多いです。デメリットは価格くらいなものです。
以前までは一体型の値段が安く、分離型の値段が高かったため一体型が人気だったのですが、価格に関しても、分離型の価格が安くなっている傾向にあり、防犯や見た目がスタイリッシュでコンパクトになるので、分離型が主流となってきています。
実際に同じメーカーの一体型と分離型の価格をみたところ、ある大手バイク用品店ではネイキッドの場合、一体型28,220円(税込)、分離型27,844円(税込)と、376円分離型の方が安かったです。
いかがでしたでしょうか?
かなり分離型推しの記事となりましたが、バイクの利便性が一気に上がるETC。駐輪スペースの環境など実際のライフスタイルも考慮して、ご自身にあったモデルを選んでみてくださいね!