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幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

BMWモトラッドのスクランブラーと言えば「R NineT スクランブラー」が市販されておりまして……

 

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

コレはコレとして大変ステキなのですが……やはりコアなバイクフリークともなると、あれこれイジりたい部分がでてくるのも事実です。もちろんそうしたカスタムもたくさん存在しますが……今回はあえて旧車の「R65」ベースのスクランブラーを紹介しちゃいます!

 

Diamond Atlierが制作した「R65」ベースのスクランブラー

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

それがコチラ!ドイツはミュンヘンのカスタムビルダー「Diamond Atelier」による作品であります。彼らが本来得意とするのはカフェレーサーなのですが、顧客からスクランブラーの制作依頼が多く来るために作ってみたというのが本車両。お名前は「GROOT」だそうです。

 

Diamond Atlierのカスタムバイクは、多くのパーツが手作りされていることもあり、どれも個性的。この「GROOT」もDiamond Atelierのオリジナルパーツが各所に使用されています。早速そのディテールを見て行きましょう!

 

Diamond Atelierオリジナルパーツが個性を演出!

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まずは、この何物にも似ていない個性的なエクステリアに目を奪われます。

そもそもベース車の「R65」は、1970年代に発売されていたBMWモトラッドのロードスポーツモデル。恐ろしいくらいに地味ですが、今は値ごろ感が半端ないため、カスタムベースとして世界中で使われまくっています。

 

が……この「GROOT」からは、1mmたりともロードスポーツの匂いがしませんよね。それでも、水平対向エンジンとフレームはベース車のものをフルOHして使用しています。リアフレームはオリジナルで制作して溶接しているそうです。

 

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

フロントフォークは太めの53mm倒立を装着していますが、アウターチューブはブラックアルマイト仕上げとしています。シックな雰囲気を醸し出す本車両にピッタリです。

フロントフェンダーとガソリンタンクは、もちろん同ショップのオリジナル品であります。

 

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

オーバーホールされたエンジンにはミクニのTMキャブレターを装着。シッカリとパフォーマンスも向上させていますね!

 

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

スイッチ類やウィンカーにはMoto Gadget製品をチョイス。現代的なテイストを取り入れてスッキリと仕上げています。

 

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

そしてスクランブラーの必需品であるアップマフラーには……やはりオリジナル品を制作して搭載!市販品を取り入れつつも、ガソリンタンク&マフラーという目立つパーツにオリジナル品を使用することで、唯一無二の存在感を手に入れていると……

 

「GROOT」はコンプリート車だから購入可能!

幻想感パねぇ!BMWの旧車「R65」が美しいスクランブラーに転身

ということで今回は、Diamond Atelierが制作した「R65」ベースのスクランブラー、「GROOT」を紹介してみました。実は本モデル、コンプリート車として市販されています。お値段は……21950ユーロ=約275万円……となかなか。

しかし、旧車ベースのユニークなスクランブラーを欲している方にとっては魅力的な1台ではないかと思います。みなさん、いかがでしょう?

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