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バイクのスタイリングや乗り味を左右する非常に重要なパーツ、ハンドルバー。今回はそんなハンドルバーの中でもアメリカンタイプのカスタムによく用いられる代表的な8種類をご紹介しよう。
1:エイプハンガー
運転している姿が「サルがぶら下がっている様に見える」ことからこの名が付いた、まさに”ザ・チョッパー・ハンドル”だ。これよりも高さのあるハンドルを「スカイハイバー」と呼ぶこともある。
2:ストレートバー
世の中に数多く存在するハンドルの中でも、史上最強のシンプルさを誇るのがこの「ストレートバー」。ちょっと古い言い方だと「一文字ハンドル」。
3:ティラーバー
フレームーがストレッチしたロングフォークチョッパーやディガースタイルの定番ハンドル。手前にグッと引かれた形状がまるで耕作機(ティラー)に似ていることから付けられた。
4:ドラッグバー
ドラッグレーサースタイルのマシンに採用されていたハンドルだったが、カスタムのスタイルを問わない形状から、ハーレーから国産クルーザーの間でも人気ナンバー1を誇るハンドルとなった。
5:ロボットハンドル
70年代のチョッパーブーム時に大流行したのがロボットハンドル。カクカクしているしている形状から日本ではこの名称で呼ばれているが、本場アメリカでは「Zバー」と言う。
6:プルバッグバー
ゆったりしたポジションが味わえる「プルバックバー」は、「後ろにひっぱった様な形」をしていることから名が付けられたが、いわゆる”絞りハン”。
7:ベントハンドル
“ベント”、直訳すると「曲げる」を意味する安直な名が付けられたハンドル。曲げられている箇所の数によって、「6ベント」や「8ベント」と呼ぶ。
8:ライザーバー
読んで字の如く、ライザーと一体型になっているハンドルのことを指す。車種やオーナーのポジションに合わせて造られるのでワンオフのものが多い。
画像 – Flickr : thelostadventure