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チョッパーカスタムといえばハーレーダビッドソンを思い浮かべる方が多いことと思いますが、近年は現存するアメリカ最古のモーターサイクルブランドであるインディアンもまた、ググっと力をつけてきている印象です。特に軽量ハイパワーな”スカウト”シリーズの拡充により、スポーティイメージではハーレーよりも優位にすら思えてきます。
そんなインディアンの「チーフ」をベースとしたチョッパーが、先日ドイツで開催されたモーターサイクルイベント「カスタムバイクショー」で制作されて話題になりましたので、ご紹介していきます!
インディアン「チーフ」ベースの「パープル ヘイズ」は3日間で製作された!
ドイツで開催されたイベント「カスタムバイクショー」のイベントinイベントが「ヨーロッパ バイカー ビルドオフ」です。2007年に初めて開催された「カスタムバイクショー」のハイライトである「ヨーロッパ バイカー ビルドオフ」では、イベントの期間中、来場者の目の前で、2つのチームがわずか3日間でカスタムバイクを製作し、その完成度を競います。
その決勝戦で、インディアンのディーラーである「バイクファーム メレ」が、インディアン「チーフ」をベースにしたロングフォークチョッパー「パープルヘイズ」を製作。来場者の投票により、この「パープルヘイズ」が勝者となったのでした。インディアン本社のインダストリアルデザインディレクターを務めるオラ・ステネガルド氏は以下のように述べています。
「2022年型インディアンチーフをベースにした定番ロングフォークチョッパーですね!この場で3日間で製作したカスタムマシンは本当に素晴らしい。カスタムベースとされた「チーフ」の開発中、私達は常にビルダーの存在を念頭に置いていました。こうして「チーフ」を題材にカスタムしていただけるように取り組んできたのです。ですから「チーフ」がキャンバスとなり、モーターサイクルアートが作成された場面を直接目にできたことに感激しています。」
「チーフ」のパーツ流用とワンオフを巧みに織り交ぜたカスタム!
現場で製作したとは言え、それぞれのコンポーネントは事前に用意されたものが使用されています。例えば、この見事なネック角48°のフレームは、オランダのスペシャリスト「 VG モーターサイクル スペシャルズ」の手によるもの。
エアクリーナーカバーには「パープルヘイズ」の文字が見えます。
これだけガラリと印象が変わるフルカスタムでありながら、ABSからGPS ナビゲーションまで、「チーフ」のタッチスクリーンを介した電子機能がそのまま使えるよう仕上げられており、この美しいタンク下に電子制御系のパーツが収められています。タンク・前後フェンダーの塗装はバイクファーム メレが行いました。
フットレストやブレーキシステムといったコアコンポーネントもまたチーフのパーツを流用しているそう。
一方で、シーシーバー、シート、ホイール、ハンドルバー、ファイナルドライブ、吸排気系、前後フェンダーは、バイクファーム メレによるワンオフ。プログレッシブサスペンションカートリッジを組み込んだテフロン潤滑スライドチューブを備えたシールレス・オイルフリーのフロントフォークもまた、同社のワンオフです。
最後に「パープルヘイズ」を製作したバイクファーム メレの面々を掲載しておきましょう。いかに事前に準備していたとはいえ、3日間でこのカスタムバイクを製作するのは容易ではなかったはず。
現行のインディアン・チーフが、ここまで美しいロングフォークチョッパーに変身するとは、インディアンユーザーにとっても夢が広がりますね!
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