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ドイツのカスタムバイクショップとして存在感を放っているJvB Moto。ヨーロッパのバイク好きや洗練されたバイクが嗜好の方であれば、必ずチェックしておきたいショップです。今回はJvB Motoのカスタムバイクの中でも、筆者が注目するモデルをいくつか紹介します。
BMW R NineT Racer
レーサースタイルで1970年代を彷彿とさせるデザインを持ち、現行モデルとして販売されているBMW R NineT Racer。そのレトロさを控えめにさせてミニマリスト的なデザインへと変貌させたのが、JvB MotoのR NineT Racer Customです。短くなったリアフェンダーや不思議な感じのするエアロカラーなど、落ち着きとコンパクトさが印象的なバイクとなっています。
YAMAHA XSR Super7
新型のヤマハ XSR700をベースに製作された XSR Super7。ヤマハ・ヤード・ビルトのために作られた車両で、特長としてはヤマハ・ヤード・ビルトの条件であるボルトオンタイプの部品でカスタムされていることに尽きます。つまり、一般ユーザーにも手の届きやすいカスタムになるということです。実際、ボルトオンパーツの開発をKEDO社とともに進めているとのこと。
Ducati 750 sport
こちらは1988年製のドゥカティ 750 sport。ライトブルーカラーのタンクやホワイトフレームが鮮やかな印象を与え、一瞥しただけではドゥカティとは思えないカラーリングとなっています。
非合法のストリートレーススタイルをイメージしたデザインとなっているようです。引き締まった配色で、派手なカラーのタンクが目立ちつつも、個性的でスタイリッシュなバイクとなっています。
なお、リアサスにはショーワ製のダンパーが採用されているとのこと。車両重量155kgに80馬力というエンジンパワーで、古いバイクながらもパワフルな走りを体感できます。
Ducati Flat Red 2
パッと見てすぐにわかる長いホイールベースと低重心なデザイン。スタイリッシュというよりはメカニカル感が溢れていて、カラーリングはドゥカティらしいレッドとブラックメイン。そしてきわめつけは左右二本出しのリアピースマフラー、レーシーなデザインとなっています。
タンク給油口上部に取り付けられているタコメーターの、ひっそりと佇むシンプルな感じにも惹かれます。
JvB-moto Ducati Scrambler
ドゥカティ モンスター 1000ieをベースに製作されたのがJvB-moto Scramblerです。ちょっとしたオフロード、悪路、砂地でも走行することのできるオールラウンダータイプのバイクとなっています。
シート下へバッテリーを配置するといった重心の中心化や、それによるタンクの小型化、そして車両全体の軽量化がなされている点も注目です。車両重量は燃料込みで170kgとなっています。
JvB-moto Triumph Scrambler Dirty Deeds
JvB-motoトライアンフ Scrambler Dirty Deedsはオンロードではもちろんのこと、オフロードにおける走破性を約束することのできるカスタムバイクです。オフロードでどのように走るのか、以下のページにて様子を見ることができます。
定番スタイルで仕上げたカスタムバイクから、パッと見ではどこのメーカーかよくわからないカスタムバイク、そしてボルトオンだけで完成できるカスタムバイクからオフロードも走れるものまで、様々なカスタムバイクをJvB Motoは生み出しています。ぜひ一度、JvB Motoのウェブサイトを訪れてみてください。