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国内メーカーに並ぶほど、日本での地位を確立しているインドの人気メーカー「ロイヤルエンフィールド」から、今流行のメーカーカスタムのニューモデル「ショットガン650」が発表されました!
ロイヤルエンフィールドはイギリス発祥のインドメーカー
ロイヤルエンフィールドは、イギリス発祥のインドメーカーで、その歴史はイギリスの起業家、ボブ・ウォーカー・スミス氏とアルバート・イーディー氏が自転車メーカーを創業したことに始まります。
初のモーターサイクルが製造されたのは1901年で、1.5馬力のエンジンがステアリングヘッドの前に取り付けられ、後輪を皮ベルトで駆動していました。
その後、モーターサイクル事業は順調に成長し、ロイヤルエンフィールドは1949年には「Bullet」という長寿モデルを発売し、母国イギリスでの地位を確立しました。
インドでのノックダウン生産が始まり、1971年にはイギリス本社が倒産しましたが、その後も現地生産が続き、最終的には買収されて現在は名実ともにインドのメーカーとなっています。
「ショットガン650」はメーカーカスタムモデル
こちらが、今回発表された「ショットガン650」です。今や世界中のメーカーが行っている、メーカー自身の手によるカスタムモデルとして登場しました。
同社のクルーザーモデル「スーパーメテオ650」と同じ、排気量650ccの空冷並列2気筒エンジンを搭載。
フレームなどの車体構成は基本的には「スーパーメテオ650」と共通していますが、ディテールの変更により、カスタムバイク風に仕上げられています。
例えば、ハンドルバーは「スーパーメテオ650」のプルバックから、「ショットガン650」では昔風のコンチネンタルハンドルに変更されています。また、小ぶりなメーターバイザーもカフェレーサーイメージを醸し出しています。
これらの仕様はアメリカでの試乗会で撮影されたもののようで、日本仕様と異なる可能性があります。ロイヤルエンフィールドのグローバル版ウェブサイトに掲載されている仕様には、メーターバイザーは搭載されていないようですが、オプション設定される可能性も考えられます。
「ショットガン650」のカラーラインアップ
前後ホイールのデザインは賛否があるかもしれませんが、アロイホイールが装備されています。個人的にはスポークホイールが好みです。
また、「ショットガン650」にはソロシートが装備されており、これもメーカーカスタムらしさを演出しています。シート高は795mmです。
パーソナライズに重点を置いたモデルですが、カラーラインアップも豊富で、ステンシルホワイト、プラズマブルー、ドリルグリーン、シートメタルグレーの4色展開です。