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海外の有名ビルダーが制作したユニークなカスタムマシンをたびたびお伝えしていますが、今回はフランスのカスタムバイクショップ「Sur Les Chapeaux De Roues」が制作したストリートスタイルのカスタムマシンをご紹介します。
「Sur Les Chapeaux De Roues」の一線を画したカスタムスタイル
このプロジェクトは、インターネット上に溢れている無数の類似したカスタムスタイルから脱却をはかるべく、これまでとは一味違う、そして「何よりも楽しいことをしたかった」という思いからスタートしたものです。
そして、このバイクを機にビルダーが初心に戻り、モトクロスやBMXの分野に回帰するための記念すべきモデルでもあります。
ベースはホンダ「125XL」
「CANDY(キャンディ)」と名付けられたこちらのカスタムマシンは、約50年前の1975年に登場したオン・ロードタイプの初期型「125XL」のエンジンを、ループ加工が施された「CB125S」のフレームに搭載し、「SL125」のロングトラベルフォークを介して「CB125T」のコムスターホイールをインストールしています。
最大の特徴でもあるポップなカラーリングは、“NIKE SB”※SBとはナイキスケートボードの略語をインスパイアしたもので、タンクに描かれているレタリングは手書きによるものです。
エメラルドグリーンを基調とした色合いの中で、縦置きで装着したイエローレンズのヘッドライトが良いアクセントになっています。
ホンダ「XL125」の4サイクル単気筒OHCエンジンには、CRF50用のヨシムラマフラーを流用加工して装着しています。
そして、TTシートを模した小降りのシート下はスカチューンカスタムが施され、吸気効率を加味してスポンジタイプのエアクリーナーに換装することで、ストリート然としたスタイルに仕上がっています。
日本でもTWやFTR、グラストラッカーなどのシングルエンジンをベースとしたカスタムマシンが再び人気を集めているので、日本人ウケすること間違いなしの一台ではないでしょうか。
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