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“スズキ大好き=鈴菌さん”が喜んでくれるに違いない素敵なクラシックレーサーが、イギリスの旧車レースチーム”Team Classic Suzuki(チームクラシックスズキ)”によって製作されました!
このチームクラシックスズキの”スズキ愛”については、当サイトでも繰り返しご紹介しています。過去には……
このような感じで、同チームが製作したレーサーを記事にしています。ご興味を持たれた方は、過去記事もご覧ください!
ベースマシンは1996年「GSX-R750」
今回ご紹介する最新作がコチラ!かつてのファクトリー耐久レーサーをモチーフに構築された「チームクラシックスズキSRAD」です。ベースは1996年式の「GSX-R750」です。しかし、この年代の車両がクラシックレース車両として扱われていることに驚かされますね……。
注目のエンジンですが、残念ながら画像はありませんが……乾式スリッパークラッチ、軽量ジェネレーター、マグネシウム製のオフセットサンプ、クロスレシオ6速ギアボックスを搭載しています。
「チームクラシックスズキSRAD」のディテール
排気系には、お約束のヨシムラエキゾーストシステム(チタン製)を備えています。
前後サスペンションは、チームクラシックスズキの定番となっているK-Tech製品。安定性を高めるため、スイングアームはロング化されています。ブレーキには、ブレンボ製キャリパーとアールズ製ブレーキラインをセット。タイヤはダンロップ製スリックを装着。そしてホイールはOZ製品をチョイスしています。
一方、社内で製造された部品には……、
トリプルクランプ、フォークロワーのほか、
この美しいカーボンケブラー製のボディワーク、それにフットレストなどがあげられます。また、パッケージ全体はRace Fasteners製の高品質かつ軽量なチタンファスナーでまとめられています。
「チームクラシックスズキSRAD」でクラシックTTに参戦!
ということで今回は、チームクラシックスズキがクラシックTTに参戦するために製作した、1996年「GSX-R750」ベースのレーサーをご紹介しました。ちなみにカラーリングですが、ラッキーストライクがスポンサーとなった耐久レーサーにインスパイアされたものになります。
鈴菌さんはもちろんのこと、鈴菌じゃない方にもこのバイクの刺激的なスタイリングの魅力が伝わったのではないでしょうか。