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ロイヤルエンフィールドと聞いて誰もが追い浮かべるのは…… あのインドが英国領だった時代から(ほぼ)変わらず作り続けられている「クラシック」でしょう。「クラシック」と同じ空冷ロングストローク単気筒エンジンを搭載する「ヒマラヤン」は、正直に言ってしまえば、不人気モデルであります。
伝説の地ヒマラヤを走り抜けるために造られた「ヒマラヤン」。決してカッコ悪くありませんが、あえてコレを選ぶ理由がない…… という感じがします。ところが……
GANNET DESIGN × WRENCH KINGS “HIMALAYAN”
そんな「ヒマラヤン」をベースにした、とんでもなくカッコいいカスタム車が見付かりました!オランダのカスタムビルダー”Wrench Kings”とビジュアル最高峰の”GANNET DESIGN”が共同で手掛けた1台です。
カスタムの狙いは、ズバリ、”機能性の向上”にあります。パフォーマンスの向上は追求しませんので、エンジン、サスペンションなどはフルノーマルであります。機能性の向上(とインパクトのあるエクステリア)を手に入れるため、実際にヒマラヤ(など)のオフロードを走り回るのに有用なパーツ群を多数搭載しています。
その象徴となるのが、このプロジェクタータイプのヘッドライトと小さなフェアリング。メカメカしくて斬新。コレにはグッときてしまいました。
フォグランプにはモトガジェット製品をセレクト。
ウィンカーもフォグランプと同じくモトガジェット製品。機能性を高めつつ、ハイセンスなのであります。
車体右側面にはパニアを搭載して積載量を向上させています。面倒な積み込み作業からも解放されますし、見た目もよろしいです。また本車両は軍用車両のイメージを取り入れているそうで、そこにも寄与していますね。
シートは茶色のレザーに張り替えられているほか、シート後端はフロントと同じくパンチングメッシュ仕様とされておりまして……
その内部にはテールランプ&ブレーキランプが内蔵されています。これは機能面というよりはお洒落アイテムですね。
ということで今回は、ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤン」をベースにしたメカメカしいカスタム車両をお届けしました!
元々が個性的な「ヒマラヤン」ですが、メカメカしさを与えられ、魅力が増したように思います。皆さん、どう思いましたか?
GANNET DESIGN
Thal 123, 3453 Heimisbach Switzerland
Wrench Kings
P.C. Staalweg 50 3721 TJ Bilthoven The Netherlands
+31(0)30 369 0081