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アメリカ西海岸に位置するオレンジカウンティにてカスタムバイクを手掛けるUpcycle Garage。ついこの間、双子のようなカフェレーサーカスタムを組み上げ、フォーライドで記事を書かせていただきました。
https://forride.jp/motorcycle/upcycle-garage
そんな彼らが次に目をつけたのは、少し昔にバイク界のビルボードともいうべきCycle World誌のベストバイクTop10に選出されたヤマハXS1100でした。
今回はそんな名車を美しくもセクシーなホットロッド風のカフェレーサーへと大変身させたカスタムマシンにズームインしていきます。
YAMAHA XS1100 Hot Rod
第一印象はまさに「驚き」です。ヤマハ初の”ナナハンオーバー”モデルとなる高速クルーザーが、マッスルなホットロッドテイスト溢れるカフェレーサーに大変身を遂げました。貴重なXS1100をストックのまま愉しみたいという方もいるでしょうが、ここまで振り切ってカスタムされると違った意味で魅力が増しますね。
空冷4発1100ccという大排気量エンジンと、ホワイトを基調としたホットロッドテイストが非常にマッチしています。白くペイントされたキャストホイール、白のマフラーバンテージが巻かれたエキパイ、このあたりはまさにホットロッドテイスト!
ここでかつての姿を見てみましょう。もはやフレームとエンジンくらいしか原型をとどめていないことがわかります。
Johnny Nguyen氏がこのバイクを選んだ理由として、彼が初めて所有したバイクがヤマハだったことと、古典的なリッターバイクのコンセプトが好きだからだそうです。
では早速、カスタムの詳細を覗いてみましょう。
エンジンはきっちりレストア済
既に40年以上前のバイクでしたが、どうやらエンジンは生きていたようです。バルブの点検とガスケットの交換だけで修理は済み、エンジン全体をケミカルでリフレッシュし、最後にリアケースをメッシュに換装しました。
ミクニ製キャブレターも同様に一度洗浄され、真っ赤なファンネルとMac製4in1フルエキゾーストマフラーに耐えうるよう吸気のチューニングがされています。
質実剛健の足回りとモダンなライト周り
Progressive製リアサスペンションとフロントフォークをローダウンすることで3インチほど車高を落とすことに成功しています。これによって、ホリゾンタルラインが強調されたドッシリしたインパクトを与えています。
セパレートハンドルにはBiltwell製のグリップとCNC製アルミスイッチが取り付けられ、ヘッドライトにはHogWorkz製の6,500K LEDを採用。
Revival Cyclesの特徴として、電装系はすべてMotogadget製のコントロール「m-Unit」で統合されています。イモビライザーやキーレスイグニッションが可能になる優れものです。
スピードメーターはハンドル周りをスッキリさせるために、あえてタンクの左下側に移設されています。
ペイントワークにも抜かりなし!
数少ない原型を保っているパーツの一つであるフレームは深いブルーグレーでパウダーコートされ、タンクも同じ色にリペイントされました。白いピンストライプを入れることで差し色に統一感を持たせつつ、水平基調が強調されています。
シートはマシンと同じくグレーのスエードに白いステッチとライニングが施されています。
ホイールも白色のパウダーコートが施されています。そこにFirestone製のヴィンテージタイヤを履くことでマッチョなホットロッド感を演出しています。
それにしても、見事に仕上げましたね…… モダンとヴィンテージをホットロッドで纏め上げてしまうバランス感覚の良さとカスタムセンスには脱帽です!Upcycle GarageもといJohnny Nguyen氏のカスタムマシンをご覧になりたい方は、ぜひFBページをご覧ください!