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都内でバイクが停められる飲食店となると、なかなか探すのが難しいですよね。良いお店を偶然見つけても、店先どころか周辺にすら駐車場所が無くて諦める。こんな経験のあるみなさまも多いと思います。
そんなある意味、難民状態のみなさまにおすすめしたいのが、東京は世田谷にオープンしたダイニングバー「SIT ON TOKYO」です。「クルマ好きの溜まり場」と銘打ったこのお店。そもそもクルマ好きの溜まり場って何? バイクは停めていいの? 和食? 洋食? と、気になることはたくさん。いろいろ考える前に、まずは行ってみようということで、今回はお店の様子をレポートしました。
走り屋のカルチャーから生まれた「乗り物好きに優しい飲食店」
SIT ON TOKYOを運営するのは、都内を中心にヤングタイマーのマッチングサービスを行うtokyo basic car club。いわゆる旧車ではない、ほどよい年代のクルマをおしゃれに、そして気兼ねなく愉しむライフスタイルを提案する同社が着目したのが都内の駐車場問題。かつて走り屋が夜な夜な集まっていた深夜のファミレスから着想を得て、無料駐車場付きのダイニングバーを世田谷にオープンしたというわけです。現在クルマは3台駐車可能。バイクも停められますし、近くにコインパーキングもあるので安心ですね。さらにコインパーキング利用の場合はコーヒー1杯サービスなど、とにかく乗り物好きに優しいお店なのです。とはいえ住宅街という立地なので、ジェントルな運転を心がけましょう。
こだわりの和食おばんざい、手作りおにぎり、そしてナチュールワイン
今回注文したのは自家製シバ漬けタルタルの唐揚げ(¥750)+ご飯セット(¥600)。さらに、ニラのだし巻き玉子(¥650)に新じゃがフライ(¥650)そして車屋の自家製チーズケーキ(¥650)。どれも美味しすぎて箸が止まらず、気づいたらこんなに注文してしまいました(笑)。なかでも自家製シバ漬けタルタルの唐揚げは、濃厚だけどスッキリとした後味でご飯との相性抜群。口に入れた瞬間にジュワッと広がる旨みに思わずにっこり。単品注文もできるので、おつまみとしてもおすすめです。そうそう、本格的なナチュールワインもあるので、乗り物好きだけでなく、お酒好きにもぴったりなお店です。
カウンター席からは愛車を眺めることも
SIT ON TOKYOに来たらまず初めにおすすめしたいのが、カウンター席。駐車場に停めた愛車を眺めながら食べるご飯は格別です。また、他のお客様の愛車も見られるので、運が良いと大変レアなヤングタイマーや憧れのバイクと出会えるかもしれません。お友達と来て、食後にバイク・クルマの話に花を咲かせるのも良いですね。こういった愉しみ方ができるのも、乗り物好きに優しい飲食店ならではです。
バイクでも、クルマでも、徒歩でも。それぞれの移動手段ごとに異なる愉しみ方ができるのはSIT ON TOKYOだけ
今回はバイクで行きましたが、もちろんクルマでも徒歩でも、さまざまな移動手段に合わせた愉しみ方ができるのはSIT ON TOKYOだけでしょう。例えばバイクで来た日はノンアルで、週末はナチュールワインを味わい、晴れた日はテイクアウトで手作りおにぎりを。環七沿いかつ、駅からもさほど遠くない、そんな絶妙な立地だからこそできる愉しみ方。みなさまもぜひ、SIT ON TOKYOへ行ってみてください。もちろん、最初はバイクで。
住所 | 東京都世田谷区野沢3-39-10 ピアコート廣田 |
営業時間 | 12:00 〜 24:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |
電話番号 | 03-6826-0611 |
公式サイト | https://www.instagram.com/sit_on_tokyo/ |