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ライディング中に音楽を聞いたり、インカムを使用していると、どうしても内部に収納したイヤホンやスピーカーユニットがあるためか普段より圧迫感を感じがちです。まして有線だとケーブルが邪魔になりますし。
だったら外付けのワイヤレスにしちゃえばいいじゃないなんて誰が思ったか。骨伝導を応用して、普段の被り心地のままヘルメット内部で高音質サウンドを楽しめるガジェットが登場しています。
ヘルメット全体から音が聞こえる!
HeadToothは外付け型のスピーカーユニット。そこから音波をヘルメット内部に伝搬させることで、ヘルメット全体から音が聞こえる、コンサートホールのような音響体験をできるようになっています。なにより耳を直接塞ぐような構造ではないので、音量にさえ気をつければ周囲の環境音も捉えやすくなっていることもうれしいところ。やっぱり安全運転には、耳から入る情報も重要ですからね。
ちなみにスピーカーの仕様は2W×2基。サイズからすると比較的ハイパワーで、スピーカーからの音が時速80キロの走行中でも十分聞き取れる性能です。
2種類のブラケットが付属するので、ほとんどのヘルメットに装着できますし、IPX6相当の防水性も確保済み。突然の雨はもちろん豪雨にあっても慌ててしまい込まなくても大丈夫です。
HeadTooth本体と音楽プレイヤーやスマートフォン、インカムとの接続はBluetooth経由。背面のタッチパネルを使えば音楽の再生や電話への応答などカンタンな操作も気軽にできちゃいます。もちろんボイスコマンドを使えば、SiriやGoogleのアシスタントも起動してくれるので、スマートフォンのほとんどの操作をライディング中にできるといっても過言ではありません。
スマートフォンとの連携でもはやインカムいらず
マイクも付属していますし、さらにグループトークアプリを使用すれば、仲間内での通話もOK。もはやインカム代わりにもなりそうなくらいのマルチさですね。そしてAndroidのみですが、SNSやメッセージなどの通知を音声で読上げるTTSアプリケーションも提供されています。ライディング中でも画面に目を移すことなく、最新の情報を確認できるのは便利!忙しい現代人なら、普段から利用したいくらいかも。
とってもマルチに使える上に、内装を外してスピーカー本体やケーブルを仕込む必要のあるインカムと比べると、遥かにカンタンに装着できるHeadTooth。音にこだわるバイカーなら試してみたくなってしまいますね。
現在のところはクラウドファンディングサイトMakuakeでキャンペーン中で、価格は2万5000円前後。出荷は2020年11月末を予定しています。今なら最大33%オフとする超早割特典が用意されているので、オトクに手に入れるなら今がチャンスかも。