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19世紀の後半にバイクが発明されてから、長らく着用の習慣がなかったヘルメット。しかし、バイクの歴史と共に、ヘルメットも同様の歴史があります。
そんな100年以上の歴史を有するヘルメットの進化を、たった2分で学ぶことのできる良質な動画がありましたので、ご紹介いたします。
動画は1908年のヘルメットから…
こちらの1908年製のヘルメットから、動画はスタートします。
布製ということもあり、ただのオシャレな帽子にしか見えません…。
さらに3年後の1911年。ちょっとフワフワした形状になりましたが、安先性は非常に乏しいですね。
そして、1929年。いや、まだ布製かーい!
なんなら、帆布素材になったことで、外部衝撃がダイレクトに伝わってしまうのでは?
1933年に、ヘルメットの素材はやっとレザーになります。摩擦には強いものの衝撃には弱いので、まだまだ頼りないですね。
1949年、ここでやっとシェル(帽体)がハードな素材になります。
この時点で、デザインはすでにハーフタイプヘルメットの形状になっています。ハーフタイプヘルメットの歴史って、60年以上あるのですね!
1957年になると、ジェットタイプのヘルメットが登場します。上記はヘルメットの歴史を塗り替えてきたパイオニア的なブランドBELL製のヘルメット「500-TX」ですね。
そして1970年、ついにフルフェイスタイプのヘルメットが登場します。こちらもBELL製の「STAR」ですね。(厳密には1967年のような気がしますが…)
このフルフェイスヘルメットの誕生と、その後迎えるバイクレース・ブームによって、目まぐるしい進化を遂げていきます。
これ以降は動画でお楽しみください!
当時憧れていたヘルメットなども登場し、少しセンチメンタルな気持ちになってしまいましたが、非常に完成度の高い動画ですよね。
この動画をヒントに、歴代のビンテージヘルメットについて掘り下げてみてはいかがだったでしょうか。