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物作りに魅せられ、ひたすらにハンドメイドにこだわり続けてきた、職人達のリアルな姿に偽りはない。
自分の感性と腕を頼りにつねに最前線に立ち続け、モーターカルチャーとも寄り添い生きる、リアルなクラフトマンたちを紹介しよう。
Mizuno Naozumi from Atelier Cherry
都市空間よりひと里離れた鎌倉山の閑静な住宅街にひっそりと佇む「アトリエチェリー」は、レザークラフトマンである水野氏が手がける工房だ。
様々なレザーアイテムが並べられた、穏やかな日差しが差し込む店内は、現代社会の雑踏をも忘れさせてくれる。ハードコアバイカーから休日バイカーまで幅広いバイカーに支持されており、カスタムシートの製作から、ひとつひとつ丹精込めて創られるハンドメイドのレザーアイテムが玄人の目をも唸らせる。
レザーアイテムのラインナップも豊富で、スタンダードのオリジナルアイテムから、シャフト・シルバーワークス、ロードランナー、ガルシアなどとのコラボレーションアイテムも精力的に製作している。オンリーワンを好むユーザーのために、一点モノや企画モノのオーダーも親切丁寧に対応してくれる。
Masami Honma from Shaft Silver Works
閑静な住宅街に佇む「Shaft Silver Works」のアトリエでは、時間を気にせず集中して作業に取り組める環境になっている。そんな工房から創りだされる作品達は、どこかハードな印象の中にも、シルバーの滑らかな質感や、ベルが奏でる穏やかな音色がユニセックスな印象を与えてくれる。
長年に渡りバイカーに支持されるブランドだけあり、主力商品のベルをモチーフにした「SHAFT」を始め、表情豊かな様々なバイカー向けの商品がラインナップされている。なおアトリエに来店の際はアポイメント制になっているため、事前に連絡を入れてから来店しよう。
閑静な住宅街にアトリエを構える「シャフト・シルバー・ワークス」、バイクで来店の際にも、騒音など近隣の住宅には十分に気をつかっていただきたい。
今回は鎌倉に居を構える2人のクラフトマンに焦点をあててご紹介したが、次回は、『モーターカルチャーと寄り添い生きるクラフトマン特集【後編】』にて、さらにもう2人のクラフトマンを紹介していきたい。
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