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【空前のスニーカーブーム再来】なぜいまNIKEダンクが人気なのか?

昨今、空前のスニーカーブームが到来していますが、なかでもNIKE「DUNK(ダンク)」の人気が急上昇しています。1990年代のスニーカーブームを経験した方であれば「懐かしい!」という声も聞こえてきそうですが、流行というのは不思議なものです。

リリースされるほとんどのダンクは軒並み”プレ値(定価よりも高額なプレミアム価格)”で取引され、コラボなどの限定モデルであれば定価の3倍以上でリセール市場に出回ることもザラです。

そこで今回は、このNIKEダンクがなぜ再び人気なのかを解説していきましょう!

 

NIKE「ダンク」の歴史を振り返る

ご存知の方にとっては言わずもがなですが、歴史を振り返るとそもそもダンクはNCAAバスケットボールトーナメント出場校カラーのバッシュとして1985年にデビューしました(ターミネーターからの系譜は割愛)。ちなみに、NCAAとは「全米大学スポーツ協会」のこと。

アメリカにおいて大学スポーツはプロリーグに匹敵するほどの人気があり、そんな大学バスケットに目を付け、NIKEが投入したのがダンクだったわけです。

ちなみに1985年は「Air Jordan1(エアジョーダン1)」発売の年でもあり、ダンクと双璧をなしバスケットボール業界を席巻しました。

 

ダンクブーム再来のきっかけは?

ダンクは当初、ハイカットのバッシュとして発売されましたが、次にローカットモデルがラインアップに追加され、「ダンク」ブランドとして確立していきました。また、カラーバリエーションについてもカレッジカラーだけではなく、独自色を次々と発売し、ストリートにおけるスニーカーブームも牽引しました。

しかし、ダンクはデビューから現在までずっと人気モデルだったわけではなくて、一旦は静か、というか忘れ去られていた時期もありました。その理由は、日本国内で入手困難な時期があったほか、並行品との競争、カラーリング乱立など、様々な要因が重なりました。また、せっかく人気が再燃しかけても、過度な数量限定発売など、NIKEのマーケティングが裏目に出たという説もあります。

そんな様相が一転したのが、1999年に日本主導での復刻モデル発売に起因します。数々のカレッジカラー復刻であったり、今でこそ伝説的なモデルとなった通称”裏ダンク”は、この年にデビューしました。これによって日本市場では下降気味だったスニーカー人気を復活させるきっかけを作りました。

 

SBダンクの登場

また、1999年の終わりには、分厚いシュータンとガムソールを採用した日本限定モデル「NIKE DUNK LOW Pro」が発売され、2002年に満を辞して「NIKE SB DUNK」が登場します。この頃になるとダンクはバッシュからスケーター御用達のシューズ、はたまたストリートファッションにおけるアイコニックなアイテムへと進化していました。さらに、グラフィックアーティストやクリエイター、あるいはカリスマ的スニーカーショップやプロスケーターとのコラボモデルも続々と投入され、スニーカーファンの間でSBは別格扱いされるまでの地位を確立しました。

 

なぜ今またダンクが人気なのか?

ここで、本題となるダンク人気の理由についてご説明します。

最大の要因として、1990年〜2000年代、原宿(裏原)を中心に大流行したストリートファッションのリバイバルムーブメントがあげられます。これは日本に限ったことではなく、世界的な流行であり、ルイヴィトンのデザイナーにヴァージルアブロー(オフホワイト)が就任したり、ディオールのデザイナーにはキムジョーンズの就任など、ハイブランドがストリートファッション出身のデザイナーを次々と起用し、アパレル業界全体がストリートファッションのエッセンスを取り込むかたちで流行しています。

当時のストリートファッションが再注目されるということは、その当時流行っていた最高にクールなフットウェア、つまりダンクというわけです。

 

スニーカーブーム再来の要因はおじさま層

ですが、当時のダンクはカレッジカラーのハイカット。この画像は

さて、ダンクの歴史と人気の理由について書き綴ってきたわけですが、先の通り、いま空前のスニーカーブームが再来しています。このブームの特徴は、ファッションの流行に敏感な若者層からの支持はもちろん、40代や50代をも魅了しているという特徴です。

1990年代に巻き起こったスニーカーブームの時に、憧れつつも経済的な理由で指を咥えて眺めるしかなかった少年(少女)たちも、いまでは立派な社会人(40代)となり、スニーカーに費やせる金銭的余裕が生まれました。そんな彼らの需要もあって、現在のスニーカーブーム(特にダンクブーム)となりました。

さらに、現在のスニーカーブームで特筆すべきは、活況なスニーカーのリセール市場です。アメリカの「StockX」を発端に、日本でも「SNKR DUNK(通称スニダン)」や「モノカブ」といったオンラインによる個人間売買のC2Cサービスが立ち上がり、スニーカーブームをさらに加速させています(現在モノカブはスニダンに吸収されるかたちで統合)。

 

高値で取引されているダンクはどんなモデル?

TRAVIS SCOTT x NIKE SB DUNK Low

ダンクは1985年の発売開始以来、非常に多くのモデルが発売されています。

間違いなく当時モノの方が高値で取引されていますが、それはビンテージスニーカーとしての希少価値によって高値がつけられているためです。また、当時モノは、履く用ではなく観賞用としてのコレクター価格である場合が多いため、現在のダンクブームと直接因果関係は無いものと思われます。

では現在、高値で取引されているダンクは、どんなモデルなのでしょうか。それはズバリ足数限定のモデルです。ラッパーのトラヴィス・スコット(カクタスジャック)とのコラボモデルは20万円以上の高値で取引されているほか、シュプリーム、オフホワイト、アンブッシュ、アトモス、ガールズドントクライなど人気アパレルブランドとのコラボモデルも軒並み10万円以上です。

 

バイクであれスニーカーであれ、どんな世界にもフリークスは存在するもの。もしもこの記事によってダンクまたはスニーカーに興味を持った方のために、スニーカー入門者のための必須スマホアプリをまとめました。以下をご参考に、ぜひスニーカー沼にハマっちゃってください!

 

スニーカー入門者のためのおすすめスマホアプリ

まずはNIKE「SNKRS」

このアプリを通して様々な限定モデルの抽選販売が行われます。基本的にハズレますので根気よく抽選に参加することが重要。

市場の相場をチェックするために「SNKR DUNK」もダウンロード

スニーカーの発売予定日やリセールプライスも確認できるスニーカー好きのためのアプリ。SNS機能も付いているためスニーカーヘッズ間での情報共有もできる最高のサービス。

Instagramは必須

スニーカーショップによる限定スニーカーの抽選販売はインスタグラムを用いた抽選方法も存在するため、インスタのアカウントを作っておいても損はないでしょう。

そのほか、ダウンロードしておいた方が良いアプリ

atmos、Undefeated、ABCマート、スタンプス、SNS(Sneakers n Stuff)[海外]、END.(END Clothing[海外]

余裕があれば入れておきたいアプリ

United Arrows、SVD[海外]、Size?[海外]、Footpatrol[海外]、Extra Butter[海外]

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。