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バイクに乗る際、プロテクター入りかどうかで大きく服装が変わります。安全性を考慮したら絶対欲しいところですが、まるでサイボーグのような外見になるのはできれば避けたいところ。ファッション性と安全性を両立する方法ってないんでしょうか。
テレレレン「瞬間硬化プロテクター!」
少し前のインナープロテクターであれば、強化プラスチックのハードタイプか、スポンジ状のソフトタイプしかありませんでした。前者だと安全性は高いもののゴツくなりがちだし、後者だとシルエットはキレイになりますが、なんだか心もとない印象です。
そこで登場したのが、瞬間硬化素材のプロテクター。普段はスポンジのように柔らかいのですが、衝撃を受けたときのみ硬くなるというスグれモノなんです。しかもレース用ギアなら、必ずといっていいほど認定を受けている欧州規格「CEレベル1〜2」を取得済み。お洒落を楽しめるだけでなく、安全性もしっかりと確保できるのです。
お洒落にバイクライフを楽しめるジャケット&パンツ
基本インナープロテクターは、ジャケットに専用のポケットさえ入っていれば十分使用できます。これから紹介するライディングジャケットとパンツなら、普段着としても使えるほどこなれたデザインなだけじゃなく、プロテクターの装着ももちろん可能ですよ。
カフェレーサー好き必見!ACE CAFE LONDONのジャケット
カフェレーサー発祥の地イギリスで設立したACE CAFE LONDON。機能性はもちろんのこと、ライディングにおける安全性も考慮しながら、スタイリッシュなジャケットを開発してきました。
特筆すべきは、オールドスタイルのバイカーファッションを貫きながらも現代的なアレンジがなされていること。例えば、3シーズンに最適な「ストリート メッシュスウィングトップ」。プロテクターを抜いて、普段着としている愛用者もいるほどです。
気軽さを演出するVANSONのスタジャン
アメリカで誕生したバンソンが開発したこちらのライダースジャケットは、バイクに乗っていて映えることはもちろんですが、降りた際にも自然に馴染むほどファッション性に優れています。
そう、まさにアメカジの代表格ともいえるスタジャンにプロテクターを内蔵可能にしてしまったのが、このモデル。日常の延長としてバイクファッションを考えやすいデザインです。
POWERAGEのパンツならデニムスタイルでキマる
近年ライディングパンツの中で流行しているのが、デニム素材を使用したものです。もちろんプロテクターも内蔵可。
多くのモデルは膝のみの場合が多い中、POWERAGEのデニムは腰部分にもプロテクターを入れるポケットが付いており、レザーのライディングパンツと同等の防御性を有しています。
しかも、防水・防風・透湿・撥水性まで確保されているっていう万能さも魅力。天候やシチュエーション選ばずあらゆるシーンで活躍してくれる一着です。
熱対策もバッチリなDEGNERのカーゴパンツ
ミリタリーファッション好きにはおなじみのカーゴパンツも、DEGNERからプロテクター装着可能なモデルとして登場しています。さらにバイカーにうれしいポイントといえるのが、エンジンの熱をガードしてくれるふとももやふくらはぎ部分のレザー。熱対策とオシャレを兼ね備えたデザインはさすが老舗バイクウェアメーカーといった印象です。
自分なりのスタイルを貫け!
いまや安全性とファッション性は両立できる時代。自分の気に入ったスタイルを保ちつつバイクライフを充実させてみてくださいね。