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命を守ってくれる大切なヘルメットはバイカーのマストアイテム。できれば気に入ったものを選びたいですよね。
でも安全性が高くて、デザインもカッコいいとなると、やっぱり値段も高いのが普通。安全には代えられないけど、お財布の事情だって大いにあります。
そんな悩めるヘルメットお財布問題を解決してくれるのが台湾から上陸したTHHのヘルメットです。国内安全規格にも通っているので安全性は文句なし。その上、値段が安くてデザインもパンチが効いていてカッコいいといいことづくめなんです!
THHヘルメットってどんなメーカーなの?
THHは1974年に設立し、台湾だけではなくタイやインドネシアなどのアジア各国でも販売されています。1987年には欧米各国にも展開され、現在では世界的なブランドのヘルメットになっています。日本でも低価格な上に豊富なラインナップという事で、興味をもっていたライダーも少なくなかったようですが、しばらくは日本国内の安全規格を取得していなかった関係上、公道での使用はできませんでした。
そんな中、2016年にTHHジャパンが設立され国内安全規格(SG認証)を取得。とうとう、日本への本格導入が決まったのです。
THHの魅力は豊富なラインアップだけじゃない
ド派手でイケイケなグラフィックから、マットで落ち着いたシンプルなもの、フルフェイスだってオフロードだってジェットだって選び放題なのがTHHヘルメットの魅力です。
しかし、それだけじゃないからおすすめしたくなっちゃうんです!暑い国からやってきただけあり、快適さには力を入れている様子が伝わってきます。全てのモデルの内装には世界的な化学繊維メーカーの3М社が製造する吸汗速乾素材を使用していて、もちろん着脱も可能。洗って清潔を保てるのも嬉しいポイントです。
さらには、ほぼ全てのモデルに開閉式のインナーバイザーが標準装備されていて、日差しが強い時でもサングラスを持ち歩かなくても戦闘機のパイロットのようにスモークバイザーをカシャーン!とするだけで眩しくない。ちょっとカッコいいですよね。
安全性も日本メーカー製に劣りません。全てのモデルに耐貫通性試験と衝撃吸収性試験を実施していて、厳しい試験をクリアしたヘルメットが市場に送り出されています。SG規格、PSC規格に適合しているから安心して日本国内の公道を走れます。でもレース用の規格には適合していないので、注意してくださいね。
豊富なモデルの中からオススメのヘルメットを紹介
そんなTHHのラインアップからタイプ別にオススメのモデルを紹介しちゃいます。どれもデザインもコスパもイイですよ。
オンにもオフにも変形できちゃうTS-45
様々なシーンでバイクを楽しみたいライダーや、スタイルの違うバイクを所有しているライダーにおすすめしたいモデルがクロスオーバータイプと呼ばれるTS-45です。価格は12,500円。
なんと6パターンに形状変形ができます。フルフェイスにもジェットにも、まさかのオフロードにも。気候に合わせてマウスベントやバイザーを変えたり、気分に合わせて6通りのスタイルチェンジが可能です。
まるで変形ロボ。そんなに必要?と思うかもしれませんが、合体や変形という言葉に男子はときめきますよね。
バイザーの取り外しでイメチェンもできるTX-27
刺激的なビジュアルのオフロードヘルメットを探しているライダーにおすすめです。価格は12,986円。
バイザーの取り外しができて、イメージチェンジができるので気分で変えるのもいいですね。フル装備にすれば、もはやFPSゲームのHALOに出てくるマスターチーフ気分!開閉式の大きなベンチレーターで通気性は抜群です。グラフィックモデルは毒々しくてワルっぽさ全開なのもポイント高し。
お値段以上?
アライやショウエイのような日本製ヘルメットと比べると、少し気になる点もでてくるのは確かです。帽体が若干大きかったり、外装がABS樹脂製で素材感を活かしすぎているなどなど。でも、きちんとした試験をクリアして国内安全規格も通っている製品ですので、決して粗悪品ではありません。しかも15,000円以内でほとんどのモデルに手が届くのはかなりの魅力。はじめてのヘルメットにオススメです。