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ヴィンテージなアイテムが高値で取引される現在。ヴィンテージアイテムの造りの良さであったり、雰囲気はなかなか表現できるものでもなく、価格が高騰するのもうなずけるけるところだ。
しかし現在では、本当のヴィンテージ・アイテムに負けず劣らずのヴィンテージな風合いを漂わせつつ、ハイクオリティーな現代技術で製作された様々なバイカーズ・ギアがリリースされている。今回は、そんなアイテムたちをいくつか紹介していきたい。
HARDLY-DRIVEABLE
手作りでこだわり抜いて製作したヘルメットをリリースしている「ハードリー・ドライバブル」。このヘルメットは一つ一つ職人が手作りで製作し、50年代にMchal社が製造を担当し、H-D純正として世に送り出されたクラブスターとロードライダーをモチーフに、グラスファイバーの織りやパラシュート構造の内装も、当時のモノを忠実に再現した、メイド・イン・ジャパンのクオリティーがやどる銘品だ。
Vin & Age
手打ちのスタッズワークにこだわり、古き良き時代のスタッズアートをルーツに、現代の技術で表現しているいるのが「ヴィン・アンド・エイジ」だ。
主宰の島田氏のアイデアとデザイン性から創りだされるアイテムたちは、ヴィンテージ・ルックの中にも、現代の素材で構築されているので、現代のストリートシーンでも順応できる機能性も備えている。
WANDERERZ
モーターサイクルのカスタムまで様々な行程を自社で行っており、チョッパー乗りご用達でもある「オーシャンビートル」のアイテムを企画開発している。
今回は、価値あるヴィンテージを現在の技術で表現している3ブランドを紹介したが、参考になっただろうか。
あくまでも筆者の琴線に触れたピックアップなので、他にも様々なブランドからヴィンテージルックな高性能ギアがリリースされているので、さらに掘り下げてみていただきたい。