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生活用品やカフェをはじめ、住宅関連にホテル業など、積極的な事業拡大によってますます注目を集めている無印良品(株式会社良品計画)ですが、次のマーケットとして電動モビリティに目をつけ、ホンダグループであるSundiroホンダとの共同開発により、無印良品らしいミニマルで素朴なペダル付き電動バイク「素-MS01」が誕生しました。
なお、「素-MS01」はすでに中国市場で販売が開始されています。
無印良品×ホンダによる夢のコラボレーション
今回発売されたペダル付き電動バイク「素-MS01」は、車体の製造及び開発といった技術的な部分をSundiroホンダが担当し、車体デザインは無印良品によって手がけたものです。
“シンプルで実用的、かつ快適な電動アシスト自転車”をコンセプトに掲げ、快適性はもちろんのこと10万円を切るリーズナブルな車体価格、そして、ホンダとのストロングポイントが上手くマージされた、ミニマルで高品質な傑作と言えます。
特筆すべき点としては、良心価格でありながらスマートキーシステムを搭載しており、近づくだけでアンロック&キーレススタートが可能となっています。
スクーターを思わせるシルエットですが、ペダル付き電動バイク、つまり電動アシスト自転車ですのでシート下にはペダルが設けられています。
また、ホンダのベストセラーバイク「Cub(カブ)」と同様に、大径ホイールをはじめフロントディスクブレーキ、リアドラムブレーキが搭載されており、特徴的な形状の17インチバキュームタイヤを装備することで悪路にも対応します。
カラーは2色展開
清潔感のあるホワイト以外にも、無骨で男前なブラックバージョンも用意されています。
素-MS01のスペック
バックや買い物袋を引っ掛けるのにちょうどいい荷掛けフックを標準装備。
重量15.6kgほどの軽量なリチウムイオンバッテリーは片手でも取り外しが可能となっており、フロアボードの下に格納されています。こちらは満充電時で、最大65kmも航続することができます。
シンプルに仕上げられたシートは、人間工学に基づいた3点支持によって長時間の乗車にも耐えられるよう設計されています。さらにサドルは厚みをもたせることでさらなる最適化が図られています。
日本での発売は未定
すでに中国市場では販売が開始されていますが、現時点で日本への導入は発表されていません。
優れた品質と信頼性を誇るホンダの技術と、ミニマルなデザインに定評のある無印良品のセンスが融合されたペダル付き電動バイク。是非とも日本でも発売されることを願うばかりです。
モーター | 400W |
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バッテリー | 48V 20AH |
最高速度 | 25km/h |
航続距離 | 65km |
車両重量 | 54.1kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,839×693×1,087 |
タイヤサイズ | 70/90-17 バキュームタイヤ |
カラー | ホワイト、ブラック |
価格(税込) | 4,980人民元(日本円:約9万9,550円) |