革製品は自宅では洗えず、専門のクリーニングに出さないとダメと思っていませんか？

実はやり方さえ覚えれば洗えるんです。しかもデイトナから新しくラインナップされた「レザーウォッシュ スプレー」であれば、吹きかけてから拭き上げるだけ。手間がなくて超～カンタンなのです!!

あらゆるレザーに使える万能ケミカル

デイトナ レザーウォッシュ スプレー　品番：16833 価格：2,200円（税抜）

箱の中には本体のスプレーと共にウエスも同梱されています。容量は300mℓと、小物だけではなく革ジャンやレザーパンツにもガシガシ使える容量。サーキットや峠へ行く人ならば革ツナギのクリーニングにも十分使えちゃいます。

今回は２年程度使用しているウインターグローブをクリーニングしてみることにしました。冬が終わる前にクリーニングしておけば、来期も気持ちよく使えますからね。

手のひら側にはスエード部分もありますが、こちらに使用しても問題ありません。スエードのほか、ヌバック、バックスキンにも使用可能です。

まずは白いタオルにレザーウォッシュ スプレーを染み込ませて、目立たない部分を軽く擦って色落ちのチェックを行います。タオルに色が付いたり、レザー側が変色する場合は使用できません。このグローブは特に問題ありませんでした。

汚れやカビを水に溶かして洗い流すイメージで、シュシュっと全体にスプレーします。ちょっと多めかな？ってくらいがちょうどいいです。

キレイなタオルでよく拭きとります。強く擦らなくてもOK。それより縫い目の近くや折り目などの普段拭き難い部分を重点的に拭き上げると良いでしょう。

ゴムを使っている場合はゴムのヒダヒダ部分を軽く伸ばしながら掃除します。こういう部分に汚れは溜まりがちですからね。

クリーニングできたら極わずかな量でいいので保革クリームを塗布しておくと、より良い仕上がりになります。革には栄養成分が必要なのです。但し、『レザーウォッシュ スプレー』にも栄養成分は含まれているので、汚れていなくても定期的にスプレーすることで革製品を長く綺麗に使用できますよ。

あとは風通しの良いところで陰干しておけばOK。半渇きの状態になった頃に軽く手で揉みほぐすと仕上がりが更によくなります。なお、ドライヤーなどで乾燥させるのはNGです。

ウォレットも味わいのある色合いに

レザーアイテムと言えばバイクに乗ってなくても毎日使うのがウォレット。これもメンテナンスしておこうと思い立ちました。

軽く拭いただけでこの有様……。色落ちじゃなくて単なる汚れかと思います。長年苦楽をともにしてきただけあって、年季の入り用が違います……（違）。

一晩置いてみたらとてもイイ感じになりました。「硬くならない！縮まない！色落ちしない！」というのがデイトナ製レザーウォッシュシリーズのウリ文句でもあり、指に伝わる感触もとっても滑らかです。落としてはいけない個室（水洗式）で２回ほど落下させたことのあるウォレットですが、あらためて愛おしさも蘇りました!!