もう立ちゴケしない!大型アドベンチャーバイク取り回し4つのポイント

長距離を快適に走れるアドベンチャーバイクは、一度走り出すと止まるのが億劫になるほど快適ですよね!

けれどそのうちお腹は減ってくるし、トイレにも行きたくもなるし……どれ、ちょっと休憩でもしようかなとバイクを止めると、取り回さないと出せない場所。さっきまで軽やかに走っていた愛車は何処へやら、重くてビクともしないし、動いても倒しそうで怖いし……なんて、初心者にはありがちですよね。

 

そんな時は今から解説する取り回し4つのポイントを思い出してみましょう。

 

ポイント1:バイクとライダーで「人」の字を描く

アドベンチャーバイクはとにかく重量があるので、腕の力だけで支えようとしても無理があります。そんな時は正面から見てバイクとライダーが「人」の字を描くようにすると楽に支えることができます。

具体的にはバイクをライダー側に少し傾けて、タンクやシートに腰を当てて支えると、手を離しても車体がピタッと安定するんです。

 

直立している状態は押し引きしやすいのですが、反対側に倒してしまうリスクもあります。基本は「人」の字を作ってから動かすよう意識しましょう!

 

ポイント2:右手が辛い場合はローギアに入れて取り回す

アドベンチャーバイクはハンドル幅が広いので、取り回す際に右手が伸び切ってしまって、フロントブレーキをかけずらい場合があります。

そんな時はギアをローに入れてみましょう。そうすればクラッチレバーを握れば進み、離せば止まるという左手のみの操作で楽に取り回すことができます。特に地面が傾斜している場合は、ニュートラルではなく必ずローギアにいれるようにしておきましょう。

 

ポイント3:重い場合はフロントフォークの反動を利用する

どうしても重たくてバイクを動かせない場合は、フロントフォークの反動を利用すればスマートに取り回せます。

例えばバイクを前進させたい場合。フロントのブレーキレバーを握りながら車体を後ろに引っ張って、戻す瞬間にレバーを離すようにしてみましょう。するとバイクが勝手にソロソロと動き出してくれるんです。

 

またバックの場合は同じくフロントブレーキレバーを握りながら、ハンドル付近を地面に押し付けて、戻る瞬間にレバーを離すように。これだけでバイクが自然に後退します。

傾斜に逆らって動かしたいときをはじめとして様々な場面で役立ちます!手順もカンタンですし覚えておいて損はないですよ。

 

ポイント4:エンジンをかけて半クラッチ取り回し

アドベンチャーバイクは大排気量車がほとんどで、十分すぎるトルクがあります。小排気量車ではエンストしてしまいそうな極わずかなクラッチ操作でも車体が動くほどです。半クラッチを利用すれば、歩くスピードよりもゆっくりとバイクが動くので、アクセルをまったく動かすことなく取り回しができてしまいます。

 

可能であればハンドルを左にフルロックした状態にしましょう。半クラッチ操作が安定します。なんといってもエンジンの力で動いているので、バイカーは半クラッチの維持と姿勢制御だけに集中できます!

普通は「エンジンをかけて取り回し」と聞くと、急激にパワーがでて転倒しないかと不安になるところですが、実は慣れてさえしまえばどんな場所でもラクに取り回しできる方法なんです。

 

アドベンチャーをうまく取り回す姿はかなりカッコいい!

車重のある大柄なアドベンチャーモデルを颯爽と取り回せば、大型バイク中級者は確実。あなたのバイカーとしての株は爆上がり決定です!

避けては通れないテクニックなので、今回ご紹介したポイントを意識しながら、日々練習に励みましょう。

さすライダー

さすライダー

バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの、放浪系ライダー&ライターです。愛車のR1200GSに、MacBookを積んで走ってます。