初心者にもオススメ!中古市場が賑わう国産250ccトラッカー4車種!

加速度的に増えていく娯楽の選択肢。そして、経済性や実用性等の天秤に掛けられ若者のバイク離れが進み、今後のバイク業界の不安が囁かれいている昨今。

現在の10代の二輪免許保有率は5%にも満たないとのデータもある程。

 

バイク離れ?ホントは興味あるけど……

しかしその反面で、若い世代やある程度生活に余裕が生まれて趣味を探している世代の人達からの「バイクに乗ってみたいけど何がいいの?」や「経済的余裕があれば乗ってみたい」と言った声をよく耳にするのも事実です。

 

バイクに乗り出したきっかけとして、友達が乗っている姿に影響されたり、後ろに乗せてもらって自分でも運転してみたくなり、バイクに乗る事を決意したと言う人も多いと思いますが、周りに乗っている人が少なくなっているからこそ生まれてくる現代的な心情なのだと思います。

 

つまり、バイクに興味は持っているのだけれど身近な所に接点が無いが故に、後一歩を踏み出せないライダー予備軍が一定数居るワケです。

 

中古で手に入れ易い各メーカーの代表的250ccクラス

今回はそんな「ライダー予備軍」の人達や、気楽に乗れる趣味バイクが欲しい!と言った人達の背中を押すべく、車検が無くて税金も安い、燃費の良さやメンテナンス性等の経済性に優れ、なお且つバイク本来が持つバイクらしい車体を操る「愉しさ」を味わえる娯楽性もしっかり兼ね備えた、そんなおいしい所取りな250ccクラスのバイクを中古市場が豊富と言う点にフォーカスして何台か紹介しようと思います。

 

HONDA FTR

 

まずは世界のホンダからこの一台「HONDA FTR」だ。車名の「FTR」はフラットトラックレーサーの略。

 

初期モデルのFTR250は1986年に発売されたが、当時はレーサーレプリカブームであまり支持を得られず低迷。1989年に一度生産終了するも90年代後期のストリートスタイルブームに乗り再起。2000年に再生産を開始し返り咲き、今もなお根強い人気を誇る定番車種となりました。

 

街中でも取り回しがしやすく、スリムなボディーで女性ライダーからの支持も厚い。中古相場は15~30万円ほど。

 

YAMAHA TW

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続いてヤマハからコチラ。車名の「TW」はトレイルウェイの略で「バルーンタイヤ」と呼ばれる極太なリアタイヤが特徴。

 

2000年に公開されたドラマ「ビューティフルライフ」で主演のムタクが乗った事により人気に火が付き、市場が追い付かず価格が高騰した事がある。因みにドラマで用いられた車体はパーツを外す「スカチューン」と言うラフなスタイルのカスタムが施されていたのが印象的でした。

 

中古相場は15~25万円でお手頃なクラシックバイクです。

 

SUZUKI GRASS TRACKER

スズキからの出走馬はコチラのグラストラッカー。90年代後半のトラッカーブームの煽りを受け2000年に発売。

 

4バルブ仕様でスムーズな高回転のフィーリングと、2バルブ仕様の中低速での粘り強いフィーリングの2モデルが存在します。(バルブ数とは燃料をエンジン中部にある燃焼室に送ったり、排気ガスを出したりする穴の事)また、前後のホイールが1インチずつサイズアップした派生車種「ビッグボーイ」もラインナップ。

 

中古相場はTWと同じく15~25万円で、TWのリアタイヤが好みでない方はこちらの方が琴線に触れるのではないでしょうか。

 

KAWASAKI 250TR

初代モデルは1970年に発売。二代目モデルは2002年より発売されました。

 

250cc単気筒トップクラスのストロ-ク量(燃焼室内でピストンの上下する距離)は俗に言う”鼓動感”を生み出し、じゃじゃ馬的な乗り味で人の本能的な部分を刺激する。レトロなルックスで、「バイクに乗る時もおしゃれを!」という人達からも支持を得ています。

 

中古相場は15~30万円と幅広いが、ハイマウントなフロントフェンダーが実に男らしいですね。

 

バイクブームの歴史もくり返すのか?

国産4大メーカーからそれぞれ一台ずつ紹介させて頂きましたが、こうして見ると2000年前後に起こったストリートスタイルブームに乗っかるように続々と発売が開始され、ストリートを盛り上げたマシンばかり。30~40代ぐらいの人達には懐かしい記憶なのではないでしょうか?

 

このカテゴリーのバイクはどれもカスタムがし易く、思い思いのカスタムが施され、同じバイクには見えないような車体も中古市場には沢山出回っています。ブームが落ち着き、中古市場の値段も安定し選択肢がたくさんある今はまさに「買い」の周期なのかもしれません。

 

近年のタピオカブームや定期的に訪れるファッションの流行然り、歴史は15年~20年サイクルで繰り返すと言いますが、日本のバイク史に残る「トラッカー&ストリートカスタムブーム」から丁度20年程立つ今、ドラマや映画等でアイコニックな存在が現れれば、ストリートにまたこのブームが舞い戻って来る日がやってくるのかもしれませんね。