いきなり大型二輪免許は取得可能?意外と知らない難易度とは

魅力的なバイクがあると素人でも新しく免許をとって乗ってみようかなと思ってしまいますが、そういうときに限って乗りたい車体が大型だったという話をよく聞きます。

そもそもバイクの免許を持っていないのに教習所で大型二輪免許を取れるのか、素朴な疑問を今回の記事では解説していきたいと思います。

 

いきなり大型二輪免許って取得できるの?

運転免許のイメージ

二輪免許を取得したいとなると大半の方は教習所に通って取ることになりますが、二輪の教習も免許の種別でコースが分かれているので一筋縄ではありません

 

一般的には、排気量関係なくどんなバイクでも乗ることができるオールマイティな免許と思われがちで、二輪の免許を持っていないとそもそも教習できないとイメージされやすいです。

実際のところ、バイクの免許がない人がすぐに大型二輪の教習を受けられるのでしょうか。

 

結論:可能

OK

結論からお伝えすると、免許を持っていない人でもすぐに教習所で大型二輪の教習を受けることは可能です。

そもそも大型二輪免許を取得するための前提条件としては、18歳以上であること両目の視力が0.7以上あることが求められるだけなので、二輪免許がないからといって大型二輪の免許取得を拒まれることはありません。

 

ただし、この条件は免許センターで試験を直接受ける、いわゆる一発試験の場合ですので、教習所で大型二輪の教習を受けるのとではワケが違うのです。

 

教習所によっては断られることもある

NG

大型二輪免許は条件さえ満たせば試験自体は受けられます。

しかし、教習所で大型二輪の教習を受けてから取ろうとする場合、教習所によってはいきなりの大型二輪免許の取得を断られることがあるのです。

理由としては、バイクを扱ったことがない人が実技に望んでもうまく取り回しなどができず、教習についていけず場合によって自主退学することをおそれていることがあげられます。

 

教習所は新規入所で儲けている

右肩上がりのグラフ

そもそも教習所は、新しく入所してくる人たちから支払ってもらっている入学金や授業料で利益を出しています。

要するに教習所にどんどん教習生が入ってくればその分儲かりますが、教習生から入所以降に大金を支払ってもらうことはほとんどないので教習中の教習生は利益に繋がりません。

 

教習所としてはすぐに卒業してもらって教習生の在籍サイクルを素早く回転させたいのですから、技術もない素人が難しい大型二輪の教習に来てもスピーディに卒業してもらえないので次の利益に繋がりにくいのです。

 

つまり教習所の利益を考えるといきなり大型二輪の教習費用を払ってもらうよりも、スピーディに卒業してもらえないリスクのほうが高いため教習所によっては断られる場合があるのです。

 

いきなり大型二輪免許取得って難しいの?

ハードル

いきなり大型二輪の教習を断られるといっても、世の中の教習所の大半はいきなり大型二輪の教習を受け入れてくれるところは結構あるので、そこまで深く考える必要はありません。

 

ただし、実際にいきなり大型二輪取得に向けて教習所に入所できたとしても、大型二輪免許取得のハードルが低い(簡単)とは限りません。

ここからは大型二輪免許を取るのが難しいのかどうかを解説していきますので、大型二輪免許をご検討されている方はご参考にしてみてください。

 

取り回しが難しい

バイクを取り回す男性

二輪の免許を持っていない人が最初にぶつかる点として、車体の取り回しが難しいケースがあります。大型二輪免許となると、車体の重さ自体もかなり大きくなりますから押して歩くだけでも大変です。

教習所で大型二輪の教習を受ける場合、教習車としてホンダのNC750という車体が採用されていますが、車体の重さは221kgあります。

 

バイクを押して歩くのなんて簡単でしょ!なんてお考えの方は大間違いで、たとえば身近な乗り物の自転車は22kg程度しかなく、NC750はその10倍近い重さがあるのです。

要するに自転車10台を一度にスイスイと押して歩けますか?ということなのですが、バイクに乗ったことがない人でも難易度が高いことがわかりますよね。

しかし大型二輪の教習では実技で取り回しをおこなうことはほとんどないので、教習所においてはあまり問題にはならないので大丈夫でしょう。

 

車体が重い

重たいイメージ

教習の初回はまずはライディングポジションの確認やエンジンの掛け方など装置に関する説明からはじまりますが、転倒したバイクを自力で起こす教習もあります。

教習所のバイク(NC750)は重さが221kgあるとお伝えしましたが、転倒した車体を素人が起こすのは至難の技で、車体を起こせずにメンタルをポッキリ折られる人も意外にも多くいらっしゃるのです。

 

もちろん教習なので教官は助けてくれませんので自力で対処しなければならず、いつまで経っても起こせなければ今後の教習で転倒した際もバイクを起こせないので教習の継続自体が危ぶまれます。

転倒したバイクの起こし方にはコツがあるのですが、バイク素人ですとそんなコツも知らないので基本の段階でつまづき進めなくなるリスクもあるのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

バイク免許がなくてもいきなり大型二輪免許取得に向けて教習所に入ることは可能ですが、実際の教習がハードになることが想定されます。

ただしポイントをつかめばいきなり大型二輪の教習を受けてもきちんと卒業することは可能ですので、事前に大型二輪の教習がどのようなものがあるのかチェックしておき、準備をしておくとスムーズに進んでいけるでしょう。

 

参考-写真AC, Unsplash