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BMW R1200GSって実際どうなん?R1200GSオーナーが魅力を語る!

BMW R1200GSって実際どうなん?R1200GSオーナーが魅力を語る!

走る場所を選ばない究極の旅バイクとして、近年「アドベンチャーバイク」が盛り上がりを見せています!

各メーカーから続々とニューモデルが発表される中、変わらぬ圧倒的な知名度と存在感を放つマシンがあります。それはBMWのGSシリーズで「アドベンチャーバイクというカテゴリーを作ったとされるマシン」です。

 

BMW R1200GSって実際どうなん?R1200GSオーナーが魅力を語る!

そして、そのGSシリーズの顔とも言えるモデルが「R1200GS(現行モデルはR1250GS)」で、そのシャープでマッシブな見た目からもこのバイクが気になったことがある方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、BMW R1200GSの現オーナーである筆者がこのマシンの魅力と現実について語っていきます。

 

BMWのGSシリーズとは?

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BMWが1980年に世界初の大型オフロードモデル「R80GS」を発表したところから、GSシリーズの物語はスタートします。

当初はどちらかと言えば玄人好みのマシンという位置付けでしたが、その後オンロード性能を高めた「R1100GS」の登場、そして更に完成度を高めた「R1200GS」の登場で、GSの人気は一気に爆発しました。

 

GSとはドイツ語で「ゲレンデ・シュポルト(山野を駆け巡るスポーツモデル)」の略で、走る場所を選ばない真の冒険バイクであることを表しています。現在でも、数あるBMWのバイクの中で最も売れているマシンとして、永遠のベストセラーモデルとして君臨しています。

 

R1200GSの主要装備について

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現在僕が乗っているGSは「2013年式のR1200GS」で、それまで空冷だったエンジンが水冷に切り替わった際のマシンで、現行モデルの「R1250GS」の1世代前のマシンとなります。

 

特徴としてはBMWのお家芸エンジン、左右に巨大なシリンダーが張り出している「ボクサーエンジン」を搭載しており、各種電子制御やツーリングに必要な機能が「ほぼ全部入り」となっている事です。

 

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走行モードは通常モードの「ROAD」、スポーツ走行モードの「DYNAMIC」、雨天走行モードの「RAIN」、オフロード走行モードの「ENDURO」の4種類が用意されており、走行中(条件あり)でもリアルタイムにモード変更をすることが可能です。

 

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ブレーキは前後ブレンボのキャリパーが装備されており、特にフロントはダブルディスクで強力な制動力を誇ります!もちろん、ABSも装備されているので、万が一のパニックブレーキの際も安定して停車してくれます(ただし過信には注意)。

 

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サスペンションは「Dynamic ESA」と呼ばれる電子制御サスペンションが採用されており、常に路面状況に応じた最適なサス設定が自動選択されるようになっています。

また、ライダー自身で「SOFT、NORMAL、HARD」の3種類のサス設定を走行中に選ぶ事も可能です。

 

他には旅バイクとしての機能、例えばフルパニアケース対応であったり、電源ソケットが装備されていたり、大きな可動式のウインドスクリーンやハンドガード、大型キャリアなどが装備されています。

 

R1200GSの乗り味について

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R1200GSの乗り味を一言で表すと「まるで滑空しているような感覚」です!もちろん、タイヤの設置感はしっかりと感じられるのですが、サ〜っと流れるような心地よい走行感覚です。コーナリングはまるで車体に「軸」が通っているのかのように、ライダーが傾けた角度を正確にトレースしながら、一切のブレもなく曲がっていきます。

 

普通は車体重量が250kgもあるマシンだと、コーナリングが重そうなイメージを抱いてしまいますが、まるで巨体が嘘のようにヒラリヒラリとコーナーを駆け抜けて行きます。

 

BMW R1200GSって実際どうなん?R1200GSオーナーが魅力を語る!

GSの真骨頂は「何処でも走れるマシンであること」ですが、これは嘘偽りなく本当のことで、多少の舗装路であれば荷物満載でも臆せずガンガン走ることが出来ます!

なお、筆者は未経験ですが、タイヤをオフロードパターンのタイヤに履き替えて、走行モードを「ENDURO」に切り替えてしまえば、相当なオフロードでも普通に走れてしまえるようです。

 

R1200GSの気になる維持費について

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1,200ccの大排気量+外車ということで、維持費が高いと思われがちなGSですが、それは残念ながら間違いではありません…… 例えばオイル交換は1回あたり14,000円程かかりますし、前後タイヤを交換するなら4〜5万円コースとなります。

1年毎、あるいは10,000km毎の定期点検は点検費だけで3万円ほど、部品を変えれば5〜6万円、車検は10万円レベルとなります。

 

ちなみに、これらはあくまでディーラーで頼んだ場合の金額で、自分でメンテナンス出来るライダーであれば維持費を落とすことは可能かと思います。しかし、BMWのバイクはディーラーのコンピューターに繋がないといけない場合もあるので、やはり維持費としては素直に高いと言わざるを得ません。

 

今回のまとめ

圧倒的な存在感と快適な走行性能、R1200GSは正に地球を旅するために存在する究極のアドベンチャーバイクです!型落ちでも現行でも、その軽やかな乗り味は変わりません。

願わくばこの記事が、R1200GS / R1250GSの購入を悩んでいる方の背を押すきっかけになれば幸いです。

Writer: さすライダー

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