無骨さとスタイリッシュの共存!CB450のサテンブラック・カフェレーサーが渋すぎる

昭和40年(1965年)に誕生した、オートバイ史に残るネイキッドバイク、ホンダ ドリームCB450をご存知でしょうか。444ccという排気量のエンジンを搭載しながら、当時世を席巻していた海外製の大排気量車と互角に争えるだけの性能を獲得し、「オートバイの王様」という異名をほしいままにしたベテランライダー感涙の1台です。

 

そんなCB450(1974年式、輸出仕様)がアメリカでかっこよさ満載のビンテージ・カスタムバイクになってしまいました。その名もErebus。ヴァージニア州のカスタムバイクショップindustrial Motoが手掛けた作品を見ていきましょう。

 

多様なブラックカラーを持つ外観

Erebusはバイク全体がほぼブラック一色という特徴を持ったカフェレーサーです。注意して見てみると、パーツによって色合いが違っており、(カウル・シート・エンジンなどを比較してみてください)、それぞれのコントラストがカッコよさを倍増させています。

 

カウル形状をご覧いたくと分かる様に1974年式のオートバイですからデザイン的な古さ(ビンテージ感)を感じさせられます。カウル(フェアリング)に埋め込まれているヘッドライトのレンズがイエローとなっていることで、純正のネイキッドスタイルとは一味違ったレトロさを醸し出している点も興味深いです。

網目状のパーツで覆ったことで、ワイルド感もプラス。全体的にシックなデザインとのコントラストも生まれています。

 

スマートでスタイリッシュな燃料タンクとシート

カスタムバイクの肝である燃料タンク、Erebusの燃料タンクはどちらかというとひかえめです。その理由は燃料タンクを包み込むかのようなデザインとなっているカウルの存在にあります。カウル装着による重々しいルックスに軽やかで小ぶりなタンクをチョイスすることで見事に調和しています。

また、カウルと燃料タンクがどちらもサテンブラック(=マットブラック=艶無しブラック)、フレームにはブラックのちじみ塗装と、黒一色でありながら複数の塗装方法を絶妙に織り交ぜることで統一感を演出しています。

 

 

シートにはシンプルかつ上品なデザインテイストに定評のあるTuffside製カフェシートを採用、ダイヤモンドステッチ入りのレザーシートが純正とは一味違った味を出しています。このシートに合わせてオリジナルのサブフレームが装着されている点も注目したいところ。サブフレーム内蔵式のテールライトとあわさることでカスタム要素満載の独自性が表されています。

 

エンジンのリビルトと同時にコンピュータを現代化

今回のErebus製作にあわせてエンジン・オーバーホール作業が行われました。加えてMotogadget製m.Unit Blueというデジタルコントロールユニット(エンジンコンピュータ)が装着されています。専用アプリを使うことで走行距離やセキュリティ、自動エンジン始動までできちゃうスグレモノです。40年以上古いバイクでありながらハイテク機能が備えられた1台となっています。

 

ベース車両が写真の様な状態であったことを踏まえると、エンジンだけでなくバイク全体に徹底的なリビルトがなされていることは明らか。作業の苦労がうかがい知れます。

 

その他、2 in 1のエキゾーストパイプ全体に断熱材が巻かれている点も注目です。火傷防止が主な役割ですが、手作り感や無骨さも演出できますし、カスタムバイクらしさが表現されているところもポイント高いです。ただの見た目カスタムではないので、排気系アクセントの参考になります。

 

カスタムバイクのお手本となる1台

今回はindustrial MotoのカフェレーサーErebusを紹介しました。ブラックを基調としたカラーリングや断熱材によるエキパイのカスタム、カウルの装着など、カフェレーサーのお手本となるような1台といえます。なんだか、カスタムのインスピレーションが湧いてきた気がしませんか?

industrial Moto

Culpeper, Virginia

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。