バイク乗りたる者、「たまには愛車のポテンシャルを惜しみ無く発揮させてあげたい……!」そう願って止まない人も多いと思います。そんな人こそ、近くのサーキットに走りに行ってみてはいかがでしょうか?
サーキットを走るとなれば、やっぱりガチのスーパースポーツバイクで走りたいとも考えますよね。でも、バイクを持っている人のほとんどは、通勤や通学でなどの日常生活で使うことも多いため、使い勝手の良さも考えて選びたいところ。
もちろんサーキット走行専用のバイクを手に入れれば良いのですが、金銭的に2台持ちなんて夢のまた夢。そこで今回は、公道で乗っても不便に感じず、サーキットを走らせても楽しいおすすめバイクをご紹介します!
ガチのSSもいいけど、やっぱり日常でも快適に使いたいよね!
サーキットを走るのであれば。ガチのスーパースポーツじゃなければいけないなんて思っていませんか?確かに速さを突き詰めるのであればサーキットに向いているバイクを選ぶ方がいいでしょう。しかし、サーキット走行の目的なただ速く走るだけでなく、
- 自分の腕を磨く場所
- 純粋に走りを楽しむ
という目的でも構いません。そう考えると、現在自分が所有している愛車でサーキットを走るのが一番良いかもしれませんね。
そこでおすすめするのが、サーキットと街乗り両方楽しめるバイク。ちょっと見てみましょう!
ホンダ CBR250RR
250ccクラスのバイクでありながら、ホンダのスーパースポーツシリーズである「CBR」の名前を引き継いでいるCBR250RR。フルカウルに倒立サスペンションなど、同クラスのバイク中ではかなりガチなスーパースポーツのように見えるかもしれません。
もちろんサーキットでは圧倒的なパフォーマンスを示しますが、実は街乗りでも乗りやすいように設計されているのが大きなポイントです。シートやステップは低く、女性でも簡単に足が付けられますので、跨ってみるとまったく不安を感じません。
ハンドルの切れ角も大きいため、街中での切り返しも楽々。さらに並列2気筒エンジンは、低回転域でのトルクもしっかりしているため、渋滞や信号待ちが多い道路のライディングでも疲れることがありません。どこでもオールマイティーな優等生バイクとも言えますね!
ヤマハ MT-25
「軽い!」「速い!」「カッコイイ!」という3つの特徴を兼ね揃えた新ジャンル「ストリートファイター」に分類されるMT-25は、ネイキッドのような操作性はもちろん、そのままサーキットを走らせても十分すぎる性能を誇ります。
引き締まった近未来なフォルムは、街中を走ると人目を惹くこと間違いなし!250ccクラスの中でも軽量に分類されるMT-25は、取り回しも楽に行えるため、女性や初心者にもおすすめの1台と言えます。
KTM 690SMC
海外のオフロードバイクメーカーKTMから発売されている690SMCは、舗装された路面はもちろん、砂利道や林道など、どこでも走破できるモタードバイクで、もちろんサーキットを走らせてもかなりのポテンシャルを発揮します。
モタードのバイクはサスペンションのストローク量が多いため、スーパースポーツと比べてバイクの動きを感じ取りやすい特徴がありますので、ライディングテクニックを上達させるには最適なバイクなのです!
見た目もかなりカッコイイため、街中でもオレンジの差し色が視線を釘付けにすること間違いなし!
スズキ GSX-S1000
スズキから販売されているリッターバイクGSX-S1000は、フラッグシップモデルGSX-R1000のネイキッドモデルといった位置付けとなります。バーハンドルと乗りやすいステップ位置で、街乗りもできるレーサーといったところでしょうか?
エンジンは超高回転型となっていますが、リッターバイクのエンジンはトルクもあるため、低回転からゴリゴリと加速します。ストップ&ゴーが多い街中の運転でも苦になりませんね。ただし、一度スロットルを捻ると鬼加速するので要注意。
時々非日常感を味わいたい人にはもってこいのバイクですね!
ヤマハ NIKEN
ヤマハから販売されているフロント2輪+リア1輪の3輪バイクです。かなりインパクトのあるNIKENは、公道を走ると圧倒的な安定感!まるで車に乗っているような感覚になります。
と言ってもコーナリング時は一般的なバイクと同じように車体を傾けるため、コーナーでは、「あ、バイクだ!」と感じるでしょう。
3輪バイクでも、もちろんサーキットを楽しむことだってできます。フロントの安定感から、今までとは違った新たなコーナリング感覚が体験できるでしょう。ただし、いくら3輪バイクだからと言っても限界を超えると転倒してしまうので、くれぐれも飛ばしすぎにはご注意を。
車体価格は同排気量クラス内でもぶっちぎりに高級な181万5000円~198万円(税込)ですが、2台持ちよりもほんのり安いかもしれませんね。
まとめ
今回は公道もサーキットも楽しめるおすすめバイクをご紹介しました。バイク乗りなら一度はサーキットを走ってみたい衝動に駆られたことがあると思います。
もちろんバイクに乗る人は様々な利用目的があるため、一概に「このバイクがいい!」と断言はできませんが、どうせ乗るなら様々な楽しみ方ができるバイクが良いですよね!
もしバイク選びに迷っているのであれば、今回ご紹介したバイクを参考に、ぜひお気に入りのパートナーを探してみてください!