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あのHUD付きヘルメット「CrossHelmet」は今どうなってる?

あのHUD付きヘルメット「CrossHelmet」は今どうなってる?

いざという時にライダーの頭部を守ってくれるヘルメット。頭部を守るという目的でつくられているので、視野が狭くなってしまうのは仕方のない事ですよね。

多くのライダーは、ミラーやちょっと体制を崩して目視をする事を常識として特に不便とも思わず確認をしていたと思います。しかし、そんな仕方ない常識を大きくを覆してしまうヘルメットが存在するのをご存知でしょうか。ヘルメットをかぶったままで360度を見渡せるという驚きのヘルメット「CrossHelmet」です。

 

視界良好!日本発のスマートヘルメットが超ハイテク

2017年くらいから、話題になっていたCrossHelmetですが、北米ではキックスターター時のバッカー向けに2019年のQ4(10月~12月)にシッピング予定になっていました。日本国内での発売はしているの?今回は、CrossHelmetの今について紹介します。

 

CrossHelmetとは?

HUDを搭載したハイテクなヘルメット「CrossHelmet」。HUDとはヘッドアップディスプレイの事で、人間の視野の中に直接情報を投影させる技術です。

主に軍事用の技術として発展してきました。戦闘機などのコックピットの前面ガラスに必要な情報を投影する事により、パイロットが視線を正面から逸らす必要がないので、瞬時に情報を読み取る事ができます。

 

その技術を用いて開発されたのが、CrossHelmet。株式会社Borderlessという日本のベンチャー企業が開発、販売をしています。HUDがシールドの開口部の上部分に付けられていて、ヘルメットの後方にカメラが付いています。カメラで読み取った後方の情報がHUDによって映し出されるようになっています。

操作はヘルメットのタッチパネルで行います。スマホのアプリとBluetoothで連携する事もでき、可能性は最大限に広がります。

 

スペックや詳細

あのHUD付きヘルメット「CrossHelmet」は今どうなってる?

 

カラー:アイアンシルバー、ラスターブラック

重さ:1780グラム

本体素材:ポリカーボネート

アプリケーション:IOS、Android

入力ポート:USB-C

Bluetooth:4.2、BLE

稼働時間:6時間から8時間

フラッシュストレージ:8GB

広角カメラ:170°

サイズ:M(58センチから60センチ)、L(61センチから62センチ)

シールドカラー:クリア、スモーク

参考価格:211,890円

 

安全基準は?

あのHUD付きヘルメット「CrossHelmet」は今どうなってる?

JIS規格(日本産業規格)はもちろんの事、アメリカの規格であるDOT(Department of Transportation)と国連欧州経済委員会UNECEが定めるECE(Economic Commission for Europe)の規格もクリアしています。

JIS規格に対応しているという事は、日本国内でもすぐにヘルメットを使用する事ができますね。さすがメイドインジャパンという感じでしょうか。安全基準もクリアしているので安全面でも信頼のおけるヘルメットである事は間違いありません。

 

気になる日本国内での発売はいつなの?

あのHUD付きヘルメット「CrossHelmet」は今どうなってる?

日本国内では、現段階で電波法や安全規格などの調整を行っている最中だという事です。

CrossHelmetの日本の支援者向けにイベントなども開かれていて、支援者たちはCrossHelmetを手に取り被ったりして様々な機能を試したりしていたようです。支援者からCrossHelmetは大変好評だったそうですよ。

 

具体的な発売日時などは発表されていませんが、2020年の春くらいには発売される予定だそうです。かなり高価なヘルメットですが、ライダーならワクワクせずにはいられないですね。少し大きさが気になる所ですが、他のスマートヘルメットに比べてかなりデザイン性も良くスマートなヘルメットではないでしょうか。

販売までもうすぐ!これは待ちきれないですね!

 

※2020/5/23追記 とうとう日本でも本格展開が始まります。

日本発のスマートヘルメットがもうすぐ手に入る!?CrossHelmet X-1が2020年11月からデリバリー開始

Writer: jaychay

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