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コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

電動バイクと言えば瞬発的な強トルク。ガソリン車と違って低速でも高速でもまんべんなく強いトルクを発揮できる電動車は、ガソリン車と違った楽しみ方ができるものです。

小さな躯体に秘めた爆発的な底力…… 今日ご紹介するバイクは、まさにそんな化け物です。

 

DM-017 by Droog Moto

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

過去に何度かforRideでご紹介した、ダークな世界観を持つ世紀末系カスタムショップDroog Motoが制作した電動バイク「DM-017」です。まるで競技用オフロードバイクのようにのっぺりとした顔と、中央にギュッと詰まったボディワークが特徴です。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

ガソリン車をカスタムしていた時からその意匠は変わっておらず、根強いファンに支えられ今ではオリジナルバイクの作成にいそしんでいます。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

この顔、癖になりますよね~!まるで一枚のキャンバスに描かれたアート作品のような風格をもつアシンメトリーなデザイン。この切り付けられた傷のような部分にはLEDが埋め込まれていて、サムネイルのようにぴかっと光りますが決してヘッドライトではありません。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

本命のライトはこちら。なんとフロントフォークの間から照射するような形になってるんです。いやはや、この発想はありませんでした。色々と奇想天外なDM-017ですが、そのスペックにも注目してみましょう。

 

まさに忍者!忍び寄ってブチ抜くスタイル

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

電動バイクといえば、散々forRideが口酸っぱく推していた「Zero Motorcycles」を思い出す方もいるのではないでしょうか。それこそ冒頭でお話ししたように、様々なモトブロガーにYouTubeの試乗動画で「加速やべえ!」と囃し立てられていたアレです。

そのZeroと比べてどっちが速いんだい?と聞かれたら答えはズバリ、「同じ」なんです。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

実はこのDM-017、Zero/DSがプラットフォームになっており、基本的なスペックはまんまZeroそのものなのでした。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

たしかに、こうして並べると一目瞭然ですよね。バッテリーとメインフレームはそっくりそのままです。最大トルクは105.75 Nm、有名どころで例えるならばホンダCB1000Rと同程度。重量は電動バイクにしては軽量な147㎏です。

身軽なボディとえげつないモーターが織りなすパフォーマンスで、街中を軽やかに駆け抜けるアーバントラッカーですね。

 

PV動画かっこええ…!価格は420万円!?

こちらがDM-017が実際に走っている様子です。小柄な躯体からは想像もできない加速力と、持ち前の小回りの良さを見せつけてくれます。エンジンの振動がないので、相当快適な乗り心地なのだと予想できます。

いいなあ、欲しいなあ…… 輸入できないのかな……?そうお思いの方に朗報です。こちらのDM-017は現在注文予約受付中で、しかも日本に輸送してもらうことも可能です。本体価格は4万USドル、日本円にしておよそ420万円です。

 

コンパクトなトルクお化け。ガソリン車を静かにブチ抜く「DM-017」by Droog Moto

購入を希望の方はDroog Motoのオーダーフォームから注文するモデルを選択し、注文画面に進むだけです。あらかじめ注意しておくべき点として、1,000USドルを前金として支払う必要があることと、輸送費は購入者負担になるということ。そしてさらに、日本の道交法に合わせるためオーダー時にミラーやウィンカー、ナンバープレートマウントなどを実装してもらうようリクエストする必要がある、というものがあります。

 

電動バイクデビューを考えている方は折角の機会なので、このロマンくすぐるDM-017を選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。

Writer: ZANGE

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