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【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

寒い季節になるとバイクのシートに霜が降りてウンザリすることがありますが、霜を処理していると出かける時間も遅れるので効率よく、かつ霜が積もらないようにしたいものです。

今回の記事では冬場にうんざりする霜をすばやく除去する方法と、霜が積もらないようにする対策をご紹介いたします。

 

霜を除去する方法

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

霜はうっすらとシートに積もっているように見えて、実は凍りついているので効率よく除去するにはお湯をかけて溶かすか専用の機材を使う必要があります。

霜はぱっと見では「雪みたいな見た目だから手で取れそう」と思われますが、霜になってからシートに積もるとシートと霜とが凍って固まり簡単には取れないのです。そのため凍りついているのでお湯をかければ簡単に取れますし、霜取りスクレーパーなどで積もった霜を削り取ることもできます。

 

霜取りスクレーパー

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

霜取りスクレーパーはガラスやシートなどが霜などを除去するために使うスティック状の道具です。

霜は均一に積もっているわけではなく隆起していることが多く、タオルなどで拭き取ろうとしてうまく除去できないのは、繊維が引っかかってしまうためです。

 

霜取りスクレーパーは先端がギザギザしていたり平べったく、霜の隆起にも引っかかりにくくできているのでちょっと力を入れて滑らせると霜が簡単に除去できます。ただバイクの中にはレザーシートなど傷みやすいものもあるので、その時は人肌程度のお湯にタオルを浸してやさしく取り除くようにするといいでしょう。

 

解氷スプレー

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

朝から力仕事はしたくないという方は解氷スプレーがおすすめです。

解氷スプレーは文字どおり氷を溶かすスプレーで、冷気で凍りついている霜にも有効です。

解氷スプレーを吹きかけるだけで積もっていた霜が溶けはじめるのですが、原理は主成分であるアルコールが霜に触れることで溶け出します。

アルコールは水とは違い凍る温度が-114℃なのでよっぽどのことがないと凍りつかないので、凍らない液体(アルコール)を霜に吹きかけることで霜がなじんで一緒に流れていくというものです。

 

ただ解氷スプレーはアルコールでできているため、レザーシートなどに使うと傷める原因になるためできれば避けるようにするのがいいでしょう。

 

霜ができる原因

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

あたたかい地域にお住まいの方ですと、霜とは縁がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

霜はそもそも何者かというと冬場などの寒い季節は、空気中にある水蒸気が冷気に晒されることで小さな氷塊のような物体に変化(昇華)します。

そして、氷塊となった微小な水蒸気はバイクのシートに少しずつ積もっていき、時間が経過するとシートに積もった霜は冷え固まり気づく頃にはシートが真っ白になるというわけです。

 

霜が降りるのは自然現象なのでバイクを野ざらしに保管していれば避けられず、霜が降りて困らないようにするには屋内に保管するかバイクカバーをかけることが唯一の対策といえます。

 

バイクのシートにできたカビはとれる?カビとサヨナラする方法

バイクカバーを使って保管するのは面倒と思われがちですが、霜対策以外にも盗難防止や雨に濡れて発生するカビ対策にもなりますのでぜひ利用されるとよいでしょう。

 

 

おすすめのバイクカバー

【冬あるある】シートの表面に霜が降りた時の除去方法

バイクカバーと一口にいってもさまざまな機能を備えているものが展開されているので、お好みの用途にあわせて選ぶようにするといいでしょう。

霜予防だけであればそこまで高機能なものを選ぶ必要はありませんが、バイクの退色を防ぎたいなどもお考えであればOSSのスマートバイクカバーなどがおすすめです。

野ざらしにしているバイクは雨風に晒されているだけでなく太陽光に含まれる紫外線も浴びており、しかも紫外線は塗装のもととなっている分子をバラバラにしてしまう性質をもっているので劣化の進みが早いです。

 

たとえばキャンディレッドのような美しい赤色の塗装は紫外線を浴び続けると、深みがない、白くぼんやりとした赤色に劣化してしまいます。

きれいな状態でバイクをキープしたいのであれば、バイクカバーは必須アイテムといえるでしょう。

 

まとめ

霜は簡単に取れそうに見えてしぶといものなので、霜ができてどうにかするのではなく普段から霜が降っても大丈夫なように対策をしておくことが重要です。

バイクカバーがあればバイクの代わりにバイクカバーが凍って身代わりになってくれますし、適切に使うことでカビの発生や雨水から守ってくれます。

近年ではバイクカバーもたくさん種類がありますので、お好みのものがないかチェックされてみてはいかがでしょうか?

Writer: S.H

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