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「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その①では、FRPによりアンダーカウルの大穴を修復しました。今回は表面をパテで整形して、ペイントする工程まで行ってみます!

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その①

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

FRPで内側から補修したアンダーカウルですが、表面はまだボロボロのままなのでこれでは見栄えが悪いし、塗装もできない状態です。そこで表面をパテで整形することにしました。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

使用するのは「一歩進んだD.I.Y」欠けたABS製カウルを補修する!その②でも出てきた鋼板用ポリエステルパテ。ヘラ延びを重視した柔らかい仕上げ用の中間パテです。

 

「一歩進んだD.I.Y」欠けたABS製カウルを補修する!その②

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

パテは硬化剤と混ぜて使用します。硬化剤は少な過ぎると硬化が遅いし、多過ぎると早く固まり過ぎてしまいます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

硬化剤の量は缶のパッケージカラーと同じくらいの色合いになればベストと言われています。偏りがないようにヘラでしっかりと練り合わせましょう。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

ヘラを使ってパテを盛っていきます。本来つけるべき部分よりも広範囲に、そして多めにつけることがコツです。多すぎる分には研げばOKですが、少な過ぎるとまた追加で盛らなければならなくなるので注意です。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

パテが硬化したら、まずは#180程度のペーパーを付けたオービタルサンダーで大まかに研ぎます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

機械ではどうしても研ぎ過ぎてしまうため、完成に近くなったらやはり人の手で研いでいきます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

指で撫でてみても段差などがなくなるまで仕上げます。必要があればもう一度パテをつけ&研ぎを繰り返す。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

#180のペーパーは荒いために研いだ時の傷が残っていますから、続いては#320で仕上げていきます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

#320で研ぎ終えた状態がこちらです。これくらいになれば上から塗装しても研いだ傷は目立たなくなります。なお、塗装するのであれば全面に#320を当てておきましょう。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

塗装ブースに移ってシリコンオフを染み込ませたキッチンペーパーで脱脂します。しっかり脱脂しておかないと塗料を弾いてしまいますからね。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

左からサフェーサー、計量カップ&デジタルハカリ、硬化剤、シンナー、スプレーガン。今回は塗料の下地となるサフェーサー仕上げにします。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

サフェーサーの使用量を計算したら、硬化剤とシンナーを混ぜてスプレーガンに入れます。ゴミや埃が入らないようにガンに入れる時にはストレーナーで濾すのも忘れずに。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

吹くときには塗り難い部分を先にするのが塗装の基本。吹きやすい部分から始めてしまうと、吹き難い部分と重なり合うところに塗料が多く付きすぎてしまって、それが垂れの原因になります。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

1発吹きで仕上げました。今はまだ塗料が馴染んでいないのでみかん肌のようですが、ここから乾燥させます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

塗装ブースの中にファンヒーターなどで熱を入れることで、乾燥促進させます。

 

「一歩進んだD.I.Y 」自分でFRP製カウルを補修してみよう!その③

これで完成です!ここからは更に上から色を入れる場合は水研ぎしてから。そのままクリアを吹いて仕上げても良いでしょうし、お好みでどうそ!

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Writer: NANDY小菅

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