YAMAHA Yard Builtに見初められたカスタムショップ「Hageman Motorcycles」をご紹介!

この間ご紹介した「ある意味YAMAHA公認カスタム!? 「Bunker Custom Motorcycle」をご紹介!」で登場したYAMAHA Yard Builtを覚えていますでしょうか?あれから少し気になってYard Builtを起点にカスタムショップをブラウジングしていたところ、ザクザクと面白いカスタムショップが見つかりましたので、そのうちのひとつである「Hageman Motorcycles」を今回はご紹介したいと思います。

 

Hageman Motorcyclesとは?

アメリカ合衆国のアイオワ州とシカゴ州のちょうど境に店を構える「Hageman Motorcycles」はスクランブラーカスタム、カフェレーサーカスタムを主軸に米欧日のさまざまなバイクを手掛けるベテランカスタムショップです。

 

かの「ディスカバリー・チャンネル」のカフェレーサー特集でバイクを2台カスタムしてほしいというオファーが来るほどのプロフェッショナルで、さまざまなコンペに出場しては金賞をかっさらっていく実力派です。

そんな彼らのお手本ともいうべき素晴らしいカスタムをいくつかご紹介してまいります。

 

YAMAHA Yard Built XS650 & XSR700 “Fast Father & Faster Son”

YAMAHA Yard Builtに依頼された2つのバイクのカスタムです。旧車好きにはお馴染みの1972年式ヤマハXS650、かたや現代の最新機のひとつである2018年式のヤマハXSR700。この2つをセットでカスタムするところに、すでにストーリー性を感じますよね。

 

まず見ていきたいのが「Fast Father(速い父)」と称されるXS650です。エンジンは組みなおされ、フロントフォークをYZF-R6のものと換装し、SR500のスイングアームを移植しています。

そのほかにもPamcoの電子イグニッションXSChargeのリチウム電池など、かなりの箇所がカスタムされています。(エキセルのリムなども)

 

「見た目をただ変えるんじゃない、全部よくするんだ。見た目も、パフォーマンスも、全部」とCEOのGreg Hageman氏は語ります。ハンドリングは非常に軽く、現代に溶け込みつつ、もそのうえでキラリと光る美麗なカスタムデザインに思わず見とれてしまいます。

 

続いて「Faster Son(もっと速い息子)」を見ていきましょう。XS650にも使用した、ウィンカー内蔵のビンテージスタイルな7インチLEDヘッドライトをつけることで雰囲気をぐっと近づけ、しかしハンドルをMikesXSのスーパーバイク風なものに換装することで、現代のスタイルであるストリートファイター要素も追加しました。(グリップのチョイスも、あえてクラシックタイプなのでしょう)

 

Greg Hageman氏はこの2つのカスタムに関して、「今回重視したのは、同じデザインコンセプトでふたつのバイクをカスタムしつつ、昔からどこがどう進化しているのかを見比べられるところだ」と述べています。過去の名作を現代の集大成に並走することで、ヤマハの歴史を感じられる素晴らしいペアバイクに仕上げました。

 

2007 Husqvarna SM610 “McQueen”

ハスクバーナSM610をナウ・レトロにカスタムしたこちらの作品「McQueen」は400 Crossのタンクやフレーム、フェンダーに至るまでをがっつり移植されていて、それゆえのノスタルジックな雰囲気を漂わせていますね。

 

しかしちゃんと走ることも考慮されているのか、最新のウィンカー内蔵LEDヘッドライトBrembo製ブレーキキャリパーケイヒンFCRキャブレターなどを装備しています。

 

とても陽気かつスポーティなカラーリングとスクランブラーな雰囲気がとってもマッチしていますね。様々な要素をぎゅっと一台に詰め込んだエクセレントなマシンです。バランス感覚の良いカスタムには脱帽モノ!

 

BMW K100RS カフェレーサー

非常にクラシックでシンプルなこちらのK100RSカフェレーサーカスタムは見る者の目を根こそぎ奪っていきます。驚くべきことに、この出来で実はBMWをカスタムするのは初めてだったそうです。

 

やはりヘッドライトはウィンカー内蔵のLEDヘッドライトを使用。フロントフォークは98年のYZF-R6から流用し、Hagonのリアショックを採用しています。パーツのほとんどをブラックでペイントし、シートレールをちょっと弄ってオリジナルのシートカウルを装着することで、非常にスリムな印象になりました。

 

ブラックアウトされたガソリンタンクと、ダイヤステッチの入ったブラウンレザーシートのコントラストは、非常に上品な紳士的雰囲気があってかっこいいですね!これぞカフェレーサーともいうべき理想の仕上がりになりました。

 

YAMAHA XV750 Virago

こちらはかつてHageman Motorcyclesが「Doc’s Chops」という看板を掲げていたころに、ディスカバリー・チャンネル用に作られたヤマハビラーゴです。80年代生まれのアメリカンスタイルなビラーゴがレトロスポーツになって現代に舞い戻ってきました。

 

アメリカンなルックスのビラーゴを、サブフレームとフラットなシートにカスタムすることで、驚くほどバランスの良いホリゾンタルな一台へと昇華させています。K&Nのフィルターや、Mac Performanceのマフラーも装着されています。

 

ビラーゴでありながらセパレートハンドルとは、もはや全くの別人ですね。黒とシルバーで統一されたボディにタンクのオレンジイエローの差し色が非常に映えますね!シートの下部には小さなLEDテールランプが埋め込まれています。

 

いかがだったでしょうか、今回ご紹介したHageman Motorcyclesはあまり原型を崩さずに、温故知新の精神を大事にしているような雰囲気がひしひしと伝わってきましたね。しかし原型を崩さないという縛りの中で、しかしバイクを明らかに昇華させるそのカスタムスキルはとても卓越したものなのではないでしょうか。

以上、「Hageman Motorcycles」のご紹介でした!

Hageman Motorcycles

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