なぜバイクは嫌われる!? バイクが嫌われる理由と打開策を考察

バイクというのは、誰にでも受け入れられている乗り物とは言い切れません。悪目立ちする心無いライダーによって、バイクに対して白い眼を向けられてしまうこともしばしば……。

では実際に、今一番嫌われるバイクとはどのようなものか?どうしたらバイクのイメージを改善できるのか?などを考えてみました。

 

バイクが嫌われる理由とは

世の中には、どうしてもバイクを敵視するドライバーはいるもの。バイクに乗らない友人が運転する車の助手席に乗せてもらった時に、「あのバイク邪魔だな」とボソッと言っているのを聞いたりしたこともあるのではないでしょうか。

たしかに、バイクが邪魔な走行をすることはあるかもしれませんが、どうしても「バイクが……」とバイクが悪者のように感じてしまいます。

 

これほどバイクが悪者に思われるようになったのは、やはり暴走族や無茶な運転をするライダーのイメージか強いこと。

アクション・ハリウッド映画でも悪役は必ずと言っていいほどバイクで登場していました。最近の作品だと「ワイルドスピード スーパーコンボ」や「ジョン・ウィック3」などが代表的ですね。

 

埼玉県が三ない運動を廃止!? 検討委員会を経て指導要項の改訂へ

過去に若年層のバイクによる交通事故が多発して、「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」のスローガンを謳った「三ない運動」が高校で敢行されたため、バイクに対して悪いイメージをもっている高年齢層が多いです。

これ以上バイクを悪者扱いされないよう、そしてバイクのイメージが回復するように、改めてバイクのイメージを悪化させる原因を考えてみましょう。

 

周りに迷惑!うるさいバイクはNG

バイクの良さは「音」という方は多いですが、爆音すぎれば周りに迷惑をかけてしまいます。

バイクの構造上、エンジンがむき出しのためエンジン音がそのまま外に漏れます。さらに、バイクのエンジンはクルマより高回転向きなので、その分排気音は大きくなってしまうものです。

 

なんでうるさいバイクに乗るの?独りよがりな理由と低すぎる好感度

車検制度により、マフラーからの騒音は定められてはいますが、車検だけ合法マフラーで車検に通してしまえば、そのあとお好みの爆音マフラーに交換するというすり抜け方をするライダーは多いのではないでしょうか。

特に、車検のいらない250cc以下のバイクだと、そこそこ排気音のするマフラーをつけている方はいますが、周りへの迷惑を考えれば当然NGです。

 

ピカピカ光ってるバイクは逆に危ない?

イルミネーションをつけたカスタムをしているバイクに遭遇することがありますが、実は道路交通法で違法改造とみられることもあります。クルマの場合、フロントで、リアで赤・橙・白にすると保安基準不適合とされ、明るさも300カンデラ以下と定められます。

 

これはバイクだから関係ないとはいえ、警察に止められて不正改造および整備不良、イルミネーションの色によっては道路運送車両法違反などで取り締まられる場合があります。ちなみに、「赤色がダメ」というのは、周りのクルマが緊急車だと誤認してしまう可能性があるため、迷惑行為とみなされています。

 

どこまでいったらDQN?般ピーに引かれちゃうライダーの特徴

ドレスアップ効果や、周りのドライバーに自らの存在を知らせる効果があるとされていますが、違反行為と見なされる場合もあることを心に留めておかなければいけません。

 

やたらすり抜けをするバイク

まわりのクルマの流れを無視してやたらすり抜けを繰り返すバイクは、周囲のドライバーから邪魔者扱いされがちです。信号待ちですり抜けても、「あいつだけ何で先に行ってんだよ!」とバイクに対して敵意むき出しに思うドライバーだっています。

 

ちょっと割り込まないでよ!車から見たバイクの「すり抜け」

中にはドライバーが挑発的な行為と捉えて、そのバイクを追い回し、最終的に接触事故となったケースもあります。

すり抜けは、場合によって合法もしくは違反と異なりますが、すり抜けるライダーはクルマを運転するドライバーにとって邪魔者もしくはズルっこく見えるかもしれません。スピードにのった状態でのすり抜けや、信号待ちで狭いスペースを無理にすり抜けるのは控えるべきでしょう。

 

あきらかに暴走族・DQNは迷惑

こんなことは書くまでもありませんが、暴走族は迷惑極まりないです。集団で走っていなかったとしても、明らかに暴走族車両だとわかる改造バイクで走行していたら、どうしても距離を置きたくなります。

なかには「コール」と呼ばれるエンジンを空ぶかしさせる行為は、あまりにもうるさすぎて会話を中断せざるをえなかったりしますよね。

バイクのイメージを悪化させる存在であることは間違いないため、暴走族の集団走行で迷惑走行をしたり、単独でも暴走行為、族車(最近ではDQN車とも呼ばれる)で公道を走ることはやめてほしいです。

 

バイクのイメージ回復させるには

警察庁は暴走族に対する重点的な取り締まりを強化し、それによって暴走族の構成人数や集団走行が減少し、暴走族の総検挙人員は減ってきているため、これ以上暴走族の迷惑行為が目立つことはないでしょう。

また、バイクのイメージを回復させるために必要なことは、ライダーが十分な安全マージンをとって周りに気配りのできる操作ができること、そんな優良ライダーが今後増えていくこと。これらにつきます。

今後、バイクのイメージが回復させクリーンな乗り物であるためには、ひとりひとりが周りのドライバーへ迷惑をかけない走行を意識することが重要になってきます。

池田勇生

池田勇生

バイク・クルマ・モータースポーツをさまざまな視点で執筆活動をしているフリーライター。特に80~90年代の旧車や2ストロークバイクが得意です。