インドNo1は伊達じゃない。ヒーローのイカしたラインアップを見よ!

ヒーローモトコープ

約13億人という日本の10倍もの人口を持つインドでは、世界的に見ても、バイクの販売台数が近年著しく増加しています。そんなかの地で最も人気を集めているメーカーが「ヒーローモトコープ(以下ヒーロー)」です。

 

ホンダとの協業から始まったヒーローモトコープ

ヒーローモトコープ

設立は1984年。もともと国内で強固な自転車の販売ネットワークを築いていたヒーローは、バイクの製造技術を持つホンダと事業提携し、「ヒーロー・ホンダ」を設立。二社の利害が合致し、インドの圧倒的な人口がつくる巨大な市場で急成長していきます。

 

しかし、長い蜜月を経た2010年に事態は一変。ヒーロー側とホンダ側の経営方針に相違が生まれ両社は提携を解消してしまいます。そうしてホンダは独自の現地法人「HMSI」を立ち上げ、ヒーローは「ヒーローモトコープ」として独立。自立したメーカーとしての歩みを始めました。

ちなみにHMSIは現在、インド国内バイクシェア率2位、そしてヒーローはシェア1位と上位を独占しています

 

インドの実情に寄り添った価格設定とサービス体制

不動の人気には、もちろん理由があります。まずあがるのは、ズバリそのコスパの良さでしょう。なんと110ccの現行モデルでも日本円にして10万円ほどで新車が買えてしまうほどなんです。

そして2つ目には、インドの各地に修理工場をきちんと設置していることがあげられます。悪路も多くバイクの故障が起きやすい環境下で、万全のサポート体制を敷いている様はまさにユーザーのニーズによりそっているといえるところです。

 

インドで爆売れ!ヒーローモトコープのバイクがコレだ!

その主力ラインアップもまた、バラエティに溢れています。主力3モデルをみていきましょう。

 

ずんぐりかわいいスポーツネイキッド「スプレンダー iスマート」

ヒーローモトコープ スプレンダー iスマート

1993年にデビューした「スプレンダー」は、ヒーロー史上最も売れたロングセラーモデル。その2020年モデルが110ccのオーソドックスなネイキッド「スプレンダー iスマート」です。

 

2020年4月から導入された新たな排ガス規制、BS6(バーラトステージ6)にインドで初めて対応したことでも知られており、排気ガス中の有毒成分であるNOx窒素酸化物は88%カットを実現。地球環境にも配慮しています。インドは人口で世界第2位ですから、そこで販売されるバイクの環境性が良ければは地球全体に少なからず影響することでしょう。

 

従来のモデルに比べ、9.89 Nm @ 5500 rpmと最大トルクを10%アップ。スポーツ性の向上も見逃せません。

 

約17万円の格安アドベンチャー「X pulse 200」

ヒーローモトコープ X pulse 200
X pulse 200はヒーローが販売する唯一のオン・オフ兼用アドベンチャーモデルです。エンジンには油冷4ストロークOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載、始動にはセルだけでなくキックスターターも併用しています。気になるお値段は、日本円にして約17万円。や、安い!!

 

しかもABS標準搭載にナビ付き、スマートフォンと連携可能、転倒時のエンジン自動停止機構などまで搭載されており、お値段以上にもほどがある勢いの機能性。並行輸入が待たれる一台です。

 

女性人気も高いスクーター「マエストロ エッジ 110」

ヒーローモトコープ マエストロ エッジ 110バイクは男性が乗るものというイメージが払拭され始めており、女性でも取り回しが簡単なことからスクーターに注目が集まっています。かなり幅広なシートが目立ちますが、2人乗りもしくは3人乗りが当たり前のインドでの使い勝手を考えた結果です。

 

現在スクーターの販売では合併を解消したホンダが一歩先を行っています。シェア率はホンダの「アクティバ」と「ディオ」に圧倒されつつもこの「マエストロ」はインドの街中でもよく見かけるモデルです。

 

まとめ:インドならではの進化から目が離せない

ヒーローは、インドの実情に合わせた特長をもつモデルとサービスを実施することで成長を果たしてきました。日本人から見ても魅力的なラインアップが盛りだくさんですし、上陸が待たれるメーカーです。ヒーローが世界を席巻する日も近い!?

ヒーローモトコープ

公式サイト

カイ高野

カイ高野

バイクはロイヤルエンフィールド推しの家族で世界を旅する流れ者。好きな言葉は「とりあえず肉焼こうよ!」目のつけどころがシャープでしょ?