まだ大丈夫じゃね?は命取り!北海道ツーリングはガソリン残量に注意!

夏の北海道はライダーの憧れ。しかし、広大に広がる北の大地には、”ガス欠”という壮大な罠が口を開けて待っているのです…。
ライダーにとって、重い荷物を積んだバイクを押すことほど苦痛なことはありません。そんなことのないように、北海道ツーリングにおけるガソリン事情についてのお話をしておきましょう。
142kmもの区間ガソリンスタンドが存在しない!?
まず、いきなり北海道ではなく恐縮ですが、東北道を走って青森まで行く際には「岩手山SA」が最後のガソリンスタンドになります。「岩手山SA」から、終点の「青森IC」までは東北道の中でも最長となる、142kmもの区間ガソリンスタンドが存在しません。
筆者は夜間走行中に岩手山SAのガソリンスタンドが既に営業時間終了していて、仕方なしに「岩手山SA」の芝生の上で夜を明かしたこともあります。そう、そのまま進んでもガソリンが入れられないからです…。しかし、現在では24時間営業に変わっていたので、安心感は確実に上がりました。
「この先約100キロ給油所なし」を見落とすな!
北海道入ってからも大変です。普通の道に「この先約100キロ給油所なし」といった看板を見かけることもあります。とにもかくにも、早めの給油がガス欠防止の最大の手段となります。
ガソリン携行缶は必須アイテム
特にスポーツスターなど、タンク容量が小さいバイクの場合は、携行缶を持ち歩くのが必然となります。
ペットボトルの飲み口側を切って漏斗(ろうと)代わりに!
ガソリン携行缶にも様々なカタチがありますが、きちんとした注入口が付いていないタイプの缶では、どう足掻いてもガソリンをこぼしてしまいます。ガス欠でガソリンが稀少な時にこぼすのは辛いですよね…。ですので、ショボイ携行缶の場合には、ペットボトルの飲み口側を切って、臨時的に漏斗(ろうと)代わりに使うのも良いでしょう。
都市部以外のほとんどが19時ぐらいで閉店
ちなみに、『北の大地でフラグを立てろ!今年も「ホクレンSSライダーキャンペーン」実施中!』でもご紹介しているガソリンスタンドの「ホクレン」は、都市部以外のほとんどが19時ぐらいで閉店してしまいます。他のガソリンスタンドも同じようなものなので、夜間走行は注意が必要です。