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木製カウルの自然派レーシングバイク!? こんなの見たことない!

XSR700 Hommage

自然派、ナチュラル、エコロジー…。近頃はそうした言葉を多く耳にすることが多くなりました。自然の温かみが疲れた現代人の心を癒すからかもしれません。

そんな流れがカスタムバイク界隈にも流れてきました。なんと、「木製カウル」の自然派レーシングバイクが登場!機械の塊であるバイクがウッドに包まれナチュラルな雰囲気になっています。

 

その名も「Hommage(オマージュ)」。人工物と自然物なので相反する組み合わせのような気がしてしまいますが、これがまた上手く調和していて美しいんです。

 

ベース車はネオレトロネイキッド「XSR700」

ヤマハ XSR700

ヤマハ「XSR700」

ベースに選ばれたのはヤマハのネオレトロネイキッド「XSR700」です。2015年に販売開始されたこのバイクは、そのシンプルさゆえに様々なビルダーからも支持を集めています。あるときはカフェレーサー、またあるときはスクランブラーなどなどカスタム例に事欠きません。

 

そして本職が大工・インテリアデザイナーである、フランス人ビルダーのGeorgeWoodmanさんの手にかかれば、木製カウルのレーシングバイク「Hommage」に。まさに作品といっても過言ではない美しさを放っています。

 

自然派な見た目とレーシーな中身をあわせ持つマシン

XSR700 Hommage

木製の見た目は、やはり見るものに温かさを感じさせてくれます。それはもうインテリアとして部屋に置いておきたいくらい。しかし、Hommageはレーシングバイクです。外観だけでなく中身も通常のXRS700からグレードアップされています。

以下の3つのポイントが、見てよし・走ってよしの高性能バイクを形づくりました。

 

何といってもコレ。珍しい木製カウル

XSR700 Hommage

Hommageの最大の特徴は何といっても木製カウルです。クラシックレーサーを彷彿とさせる、スマートで流れるようなラインがなんとも美しく感じます。これらは全てGeorgeWoodmanさんがグラインダーを使って手作業で作り上げたそう。木工のプロだからこそできるワザです。

 

ただ、木製だと強度が心配ですよね。やはり金属より欠けたり折れたりしやすい印象ですが、そんな心配はご無用。硬く弾力もあるブナ材をベースに、グラスファイバーや樹脂をコーティングし強度をアップさせています。

ちょうど、サーフボードと同じ製造方法です。波に激しく打ち付けても問題ない硬さの木が装着されているってワケ。もちろん水にも強いので、雨に濡れてもすぐにカビてくるなんてことはありません。

 

木の色に合わせたカラーチョイスで全体に統一感を出す

XSR700 Hommage

木製カウルに目がいきがちですが、塗装のクオリティの高さにも注目です。マフラーの出口、タンクの縁取り、そしてチェーンにいたる細かな部分へウッドに近いカラーのゴールドがチョイスされています。この細かなアレンジのおかげで、全く性質が違う素材を合わせているにも関わらず、バイク全体に統一感が醸し出されています。

 

そして、焼印のように大きくペイントされた「1」のゼッケンもレーシングバイク感が出ていてカッコいい!クラシックレースに紛れ込んでいても、まったく違和感なさそうです。

 

高性能部品の装着でレーシーにアップグレード

XSR700 Hommage

レーシングバイクらしく、中身は大幅にアップグレードされています。

 

  • ABSの排除
  • MotoGPで様々なバイクに装着されている、オーリンズ製サスペンション
  • 50年以上もバイクレース業界で選ばれ続ける、K&Nのフィルター
  • 公認サーキット用タイヤであるピレリ「ディアブロ スーパーコルサ」

 

上記はカスタムの一例です。他にも様々なパーツがレース用としても使えるほど、高クオリティのものに付け替えられています。優しい外観と戦闘力バキバキな中身のギャップが非常におもしろい!

 

Hommageはインテリアとレース、どっちもイケるぜ!

XSR700 Hommage

XSR700をベースにガッツリとカスタムされ、飾ってよし、走ってよしの万能バイクに生まれ変わったHommage。

最高に個性的な一台ですが、なんと25000ユーロ(約316万円)で売りに出されています。気になる方は、公式ホームページやInstagram、facebookからコンタクトを取ってみて。きっと一生モノの一台になりますよ!

GeorgeWoodmanGarage

公式サイト

じゃこ

元バイクメーカー勤務で現職エンジニアのバックパッカーです。国内外の旅行先でツーリングするのが好き。最低限の仕事をしながら旅していた世捨て人。