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2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

ホンダのスーパースポーツ「CBR600RR」2024年モデルが登場しましたね!ニューカラーの採用と「クイックシフター」の標準装備が注目のポイントです。

しかし、以前にホンダがクラッチ操作を不要にする「E-Clutch」を発表しています。では、「クイックシフター」と「E-Clutch」の違いは何でしょうか?

そこで今回は、CBR600RRの2024年モデルを紹介しつつ、「クイックシフター」と「E-Clutch」の違いについて説明していきます。

「CBR600RR」2024年ニューカラーが登場!

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

こちらが、ニューカラーの“マットバリスティックブラックメタリック”です。

CBR600RRは、排気量600ccの水冷4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデルで、圧倒的なパワーとコントローラブルな特性を両立しています。

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

このニューカラー“マットバリスティックブラックメタリック”はシンプルなモノトーンで、サーキットだけでなくあらゆるシチュエーションやライダーのファッションにマッチしています。

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

もう1色は継続色の“グランプリレッド”で、2023年モデルからはさらにレーシングイメージあふれるグラフィックデザインと配色に変更されています。少しワークスレーサーっぽさが増し、カッコよくなりましたね!

そして、2024年モデルのトピックは、新たに「クイックシフター」が標準装備されたことです。車両本体価格は157万3,000円(税込)~で、発売日は2024年2月15日(木)です。

CBR600RRのスペック

エンジン形式水冷 4ストローク 並列4気筒 DOHC
排気量599cc
最高出力89kW / 14,250rpm
最大トルク63Nm / 11,500rpm
車両重量193kg
全長×全幅×全高(mm)2,030×685×1,140
最低地上高125mm
シート高820mm
変速機6段リターン
燃料タンク容量18L
タイヤサイズF:120/70ZR17M/C、R:180/55ZR17M/C
カラーマットバリスティックブラックメタリック、グランプリレッド
車両本体価格(税込)157万3,000円~

「クイックシフター」と「E-Clutch」の違い

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

「クイックシフター」とは、ライダーのシフト操作を感知すると燃料噴射を制御して点火をカットし、その瞬間にクラッチ操作不要でシフトチェンジが可能な仕組みのことです。

もちろん、車両にはクラッチレバーとチェンジペダルが搭載されており、これをライダーが操作することでシフトチェンジします。

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

一方、先日ホンダが発表した「E-Clutch」がこちらです。

分かりやすくいえば、「E-Clutch」は「クイックシフター」の進化版とも呼べるものです。

2024年モデルのホンダ「CBR600RR」にクイックシフターが標準装備!E-Clutchとの違いは?

右に見える2つの円筒状の物体はモーターで、ライダーのシフト操作を検知すると、「クイックシフター」同様に燃料噴射&点火制御に加えて、このモーターがクラッチを制御し、半クラッチ状態を作り出します。これにより「クイックシフター」と同じようにクラッチ操作なしに、それでいてクラッチ操作をしたかのようなスムーズな変速を可能にします。

また、「E-Clutch」では、ONにしておくと車両の状態に応じてクラッチ操作を自動で行ってくれるので、例えば街中ではオートマチックのように、クラッチ操作なしの発進と停車が可能になります。さらに、「E-Clutch」はONにしておいても任意のタイミングでライダーによる手動介入も可能です。

以上のことから、「E-Clutch」とは「クイックシフター」の進化形であり、“史上最高のマニュアルトランスミッション”と言っても差し支えないでしょう。

Writer: Reggy

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ホンダ
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