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“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

普段オートバイに乗っている方であれば、間違いなく一度は疑問を抱いたであろうメーカー名の由来。

“HONDA”こと本田技研工業株式会社は、創業者である本田宗一郎氏の苗字からとったものであることは有名な話だが、今一度、国内4大メーカーの由来について考えてみよう。

 

HONDAの由来

“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

1946年10月、創業者である本田宗一郎氏によって、静岡県浜松市山下町に”本田技術研究所”を開設。

その後1947年に初めて「HONDA」の名がついた”A型”という自転車に補助エンジンがついたものを開発した。このころから、HONDAの名が付与されている。

 

YAMAHAの由来

“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

YAMAHAという名前を聞いて、ピンとくる方は2種類いる事だろう。バイクやマリンスポーツなどのモータースポーツ関連を知っている方と、ギターやピアノなどの楽器を知っている方。そう、実はこのYAMAHAというメーカーは、楽器の方が先なのだ。

1888年に、創業者である山葉寅楠(やまは とらくす)氏によって、日本で初めて本格的オルガンの製造に成功し、翌年に”山葉風琴製造所”を設立したのがYAMAHAの始まりである。(現在の”ヤマハ株式会社”)

一方、バイクやマリンスポーツなどのモータースポーツの部門は、山葉氏の死後で、2代目の天野氏の時代、陸軍の要請で航空機用の木製プロペラの製造を開始し、プロペラの実験用からエンジンも製作をしたのがきっかけである。

ちなみにYAMAHAのロゴは”音叉マーク”といい、本来、楽器の調律(チューニング)のために使用される”音叉”という器具を3つ重ねたものである。

また、楽器関連の”ヤマハ株式会社”と、モーター関連の”ヤマハ発動機”では、微妙にロゴの形状が異なる。音叉の持ち手が外円に入り込んでいて、YAMAHAの”M”のV部分が下まで到達しているのが、”ヤマハ発動機”、そうでないものが”ヤマハ株式会社”である。

 

KAWASAKIの由来

“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

KAWASAKIの由来は、遡ること1878年、創業者である川崎正蔵氏によって”川崎築地造船所”を設立したところから始まる。つまり、KAWASAKIの名前の由来は、こちらも創業者の苗字からである。神奈川県川崎市とは全く関係ない。

なお、川崎築地造船所は1878年に造船でスタートした後、株式会社川崎造船所と社名を変え、1906年には製鉄事業に進出し機関車や橋げたを、1918年には飛行機課の設置と、勢力を拡大していった。

1937年には、飛行機部門を分離し、川崎航空機工業株式会社を設立し、1958年には、”メイハツ”として二輪車用エンジンの製造を始めたことが、バイクメーカーKAWASAKIの誕生である。さらに、1964年には、大型二輪車メーカーの”メグロ”を吸収し、大型車の製造に進出し、現在に至る。

 

SUZUKIの由来

“HONDA・YAMAHA・KAWASAKI・SUZUKI”名前の由来とは?

最後に、SUZUKIの由来だが、やはりこちらも創業者である鈴木道雄氏の苗字に由来する。

創業は、1909年に織機メーカー”鈴木式織機製作所”としてスタートし、二輪事業は1952年から乗り出している。また、軽自動車事業は1955年と、バイクより歴史が少し浅い。

 

いかがだっただろうか。我が国が誇る4大バイクメーカーの名前の由来について紹介したが、全て創業者の苗字が由来だったとは思わなかったのではないだろうか。

次回は、バイク名の由来についても紹介していきたい。

Writer: forRide編集部

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