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まさかそんなことも違反なの?バイクにまつわる意外な交通違反を解説

まさかそんなことも違反なの?バイクにまつわる意外な交通違反を解説

穏やかな天気の日に運転するバイクは気持ちがよく、気分もついつい陽気になってしまいます。

しかしバイクを運転するとなると交通ルールを守ってしっかりと安全に配慮して走行しなければいけませんが、バイクに乗っているとついやってしまいがちな交通違反がいくつもあります。

 

そこで今回の記事では、バイクに乗っているときについやってしまいがちな交通違反をいくつかピックアップしてお伝えしていきますので、ぜひ参考のうえ安全運転に活かしてみてください。

 

スマホチェック

まさかそんなことも違反なの?バイクにまつわる意外な交通違反を解説

今回ご紹介する中で特によくやってしまいがちなのは、バイクの運転中にスマホをチェックしてしまうことがあげられます。

バイクは両手でハンドルを握って走行しますから、走行中にスマホをチェックするトリッキーな方はほぼいらっしゃらないでしょうが、赤信号で停止している際にちらっと見る人は多いのではないでしょうか。

 

この赤信号にスマホをチェックする行為ですが、赤信号でバイクを停車させていますので違反にならないように思われがちですが、道路交通法第七十一条第5号の5には「自動車又は原動機付自転車を運転する場合においては当該自動車等が停止しているときを除き(中略)通話(中略)のために使用し(中略)画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」と規定されています。

 

文脈だけであれば信号待ちも停車中に含まれそうですが、エンジンが起動している間は停車に含まれないとする見解もありますので警察官の判断によって道路交通法違反になるおそれがあります。

 

また、この条文のポイントとしては通話だけでなく表示された画像をチェックすることも含まれているので、「電話してないから違反ではない」という理屈は通らないようになってるのです。

 

もし警察官の判断によって処罰される場合は「三ヶ月以下の懲役又は五万円以下の罰金」になるおそれがありますので、停車中でもスマホのチェックはしないほうがよいでしょう。

 

イヤホンをして運転する

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バイクを運転している人、特に原付を運転しているライトなバイクライダーによく見られるのですがバイク走行中に両耳にイヤホンを差し込んで音楽を聞きながら運転をしている人がいらっしゃいます。

 

よく見かける光景ですので「イヤホンしながらバイクを運転してもいいんだ」と思いがちですが、これは場合によって法令違反に引っかかる場合があります。

 

というのもバイクを運転する際には基本的な交通ルールを規定した道路交通法のほかに、各都道府県で定める道路交通規則というものの中に車両の運行中に使用を禁止していることがあります。

 

たとえば東京都が定める道路交通規則第八条の(5)に「(前略)又はイヤホン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと(攻略)」と明確に禁止しています。

 

そのため東京都でバイクを含め車両を運転する場合はイヤホンを使用してラジオや音楽などを聞きながら運転していると道路交通規則第八条違反により、罰則が規定されていれば処罰される恐れがあるのです。

 

そもそも両耳をふさいでバイクを運転していると周囲の車両や緊急車両の音を拾えなくなりますから、危険な運転になってしまうおそれがありますから、交通ルールだけでなくあなたが事故にあってしまう危険も高くなりますから控えるようにするのが一番です。

 

左側からの追い越し

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バイク乗りの運転テクニックのひとつに先行車両、主に四輪車を左側から追い越していくものがありますが、タイミングによっては違反になるケースがあります。

 

通常、前方の車両を追い越す場合は道路交通法では原則右側から追い越しをするように規定されていますので、左側から先行車両を追い越すのは道路交通法に規定した追い越し方法ではありません。

 

そのため左側からの追い越しをしただけで違反とする場合もありますし、歩道のために設けられている路側帯に侵入して走行をもって通行区分違反で違法とする場合もあります。

 

いずれにしても四輪車を左側から追い越すのは、四輪車を運転しているドライバーからすると死角になりやすく大変危険ですので自分の身を守るためにも避けるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

バイクは四輪車よりもより身近で手軽に運転できるため、つい軽い気持ちでやってしまったことが法令違反になるケースがよくあります。

交通ルールは自分だけでなく周囲の人の安全のためにもありますので、ぜひ交通ルールを守って安全な運転を心がけてくださいね。

 

参考-写真AC
Writer: S.H

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