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先日行われたモーターサイクルショー2015にて、来場者の目を釘付けにしたコンセプトバイクがある。それがこのBMWの「K 1600GTL」だ。
こちらのバイクは、なんと!あのハーレーカスタム界で知らぬ人はいないであろう2大カスタムショップである「HOT-DOCK CUSTOM-CYCLES」河北啓二氏と、「Ken’s Factory」の永井健次氏が手がけた”K 1600 GTL”なのである。
こちらがHOT-DOCK河北氏の手がけたK 1600GTL
僕たちが目指すカスタムとは、装着されているパーツやマシンのシルエットを整理してすっきりとさせること。最低限の装備を最大化することで、美しさと乗る楽しさを見いだしてきた。でもK 1600 GTLは、その対極にあると思ったね。だから車体をバラしてからも随分悩んだかな。とりあえず手を動かして、フロント周りが何となく形になって来たときから一気にイメージが膨らんできた感じ。
と語る河北氏。ノスタルジックでありながら、どこか兵器のようなその出で立ちは、圧倒的な迫力で脳裏に焼きついた。
メーターパネルの戦闘態勢や、エイジング加工&塗装に、氏の世界観が垣間見れた。
そしてこちらはKen’s Factory永井氏が手がけたK 1600GTL
ひとつ上をいくラグジュアリー・ツアラーを、
快適ではなく、じゃじゃ馬にした。
そう語る永井氏が製作した車両は、世界一ストリップされたカスタムK1600と言っても過言ではないほど、見事なまでにスタイリッシュに変身させている。そして、フロントのガーターフォークや、23インチホイールなど、随所にラグジュアリー感ただようパーツがチョイスされており、大人な艶っぽさがうかがえる。
両者の製作したコンセプトバイクは、BMW特設サイトにて詳しく見ることができるので、じっくりと堪能してみてはいかがだろうか。
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