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【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

 

電動バイク(自転車)や電動小型自動車、電動キックボードなど、ここ数年で実に多種多様な小型電動モビリティが発売されています。なかでも特に動きが活発なのが電動バイクの分野。老舗の自転車メーカーはもちろん海外の新興メーカーも多数参入し、市場はまさに群雄割拠です。

低電費、省スペース、静穏性、環境性能にも優れ、”コスパ最強”ともうたわれる電動バイクをいち早く生活に取り入れたいものの、いちユーザーとして気になるのはやはり使い勝手。

そこで今回は、数ある電動バイクの選択肢の中で”大本命”との呼び声も高くクラウドファンディング開始から40日間で2,815万円を集めた、マーベリックの原付二種モデル「S1-1000」を実際に乗って検証してみました。

 

マーベリック S1シリーズには3つのモデルがラインアップ

運転免許不要の電動アシスト自転車「S1-350」

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

電動アシスト自転車である「S1-350」は文字通り自転車として登録されるため、免許不要で誰でも運転することができます。通勤・通学はもちろんのこと、一家に一台あればご家族みんなで使えます。

なお、同社から販売しているアップグレードキットを使用することで、買い換えることもなく後から”電動アシスト自転車→原付一種”へと変更することが可能です。(変更後要登録申請)

商品名 S1-350
モーター 36V/0.35kW
バッテリー 10.4Ah リチウムイオン
アシスト 24km/hを超えた時点で電動アシストは停止
免許 自転車登録のため免許不要
価格(税込) 22万円(分割払い:月々1万700円)〜

 

原付一種のスタンダードモデル「S1-600」

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

先ほどのS1-350は電動アシスト自転車区分であるため運転免許は不要でしたが、定格出力0.6kWである「S1-600」は原付一種クラスに相当するため、運転には普通自動車免許または原付以上の二輪免許及びヘルメットの装着が必須となります。

モーター出力が60V/0.6kWまで引き上げられたS1-600は、S1-350と比較するとアシスト性能も格段にグレードアップしています。

商品名 S1-600
モーター 60V/0.6kW
バッテリー 15Ah リチウムイオン
トップスピード 50km/h ※法定速度30km/h
免許 普通自動車免許、または原付以上の二輪免許
価格(税込) 26万4,000円(分割払い:月々1万2,800円〜)

 

原付二種区分のパワータイプ「S1-1000」

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

先ほどのS1-600よりもさらにパワーのある定格出力1.0kWの「S1-1000」は、原付二種の区分に属するフラッグシップモデル。原付二種扱いなので免許区分としては小型二輪以上の二輪免許が必要ですが、S1シリーズで唯一の2人乗り可能モデルという点は魅力的でしょう。

商品名 S1-1000
モーター 60V/1.0kW
バッテリー 15Ah リチウムイオン
ブレーキ CBS(Combined Braking System)装備
乗車定員 2名
トップスピード 55km/h ※法定速度60km/h
免許 原付二種登録(原付二種、自動二輪免許)
価格(税込) 28万6,000円(分割払い:月々1万3,900円〜)

S1-600とS1-1000はオプションでバッテリーを2個積載(+49,070円)することも可能です。これにより航続距離も2倍になるので行動範囲が一気に広がります!

なお、マーベリックテクノロジーによると、3割近いユーザーが追加でバッテリーを購入されているとのことです。用途は十人十色ですが、やはり航続距離が伸びることによる安心感は大きいですね。

 

マーベリックの製品は他社の電動アシストと何が違う?

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

今回試乗したS1-1000は原付二種の区分ですが、スロットル操作による「フル電動モード」以外にも、人力でペダルを漕ぐ「自転車モード」、ペダルとモーターの両方を使った「電動アシストモード」と3つのモードがあります。

内燃機・モーター問わず一般的な二輪モビリティは座ってアクセルを捻るだけであるため運動量は少なめですが、S1-1000(またはS1-600)ならアシストモードにすることで運動不足を解消してくれるというメリットもあります。

また、ペダル付きということは、外出先で電池残量がゼロになってしまったとしても漕いで帰れるということです。もしもこれが電動走行オンリーだとすると、内燃機バイクのようにガソリンスタンドで給油することもできずに、ただ重たい鉄の塊を押して帰ることになるわけですから、”転ばぬ先のペダル付き”ということですね。

 

安心のセキュリティアラーム付きリモコンキー

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

S1シリーズのオプションのなかでも、特にオススメなのが「アラーム付きリモコンキー(+4,400円)」です。

リモコンキーの電源ボタンを2回押すことで本体の電源をONにすることができます。このリモコン操作をせずに車体を揺らすとセキュリティアラームが発動し、時間が経つにつれて警告音の音量も大きくなります。セキュリティアラームの設定・解除には多少の慣れが必要ですが、数回の操作ですぐに覚えるでしょう。少しクセのある機能だからこそ、盗難対策としては大いに役立つこと間違いなしなので、この機能は付けた方が無難でしょう。

 

2人乗りも可能!

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

今回試乗したS1-1000は、S1シリーズの中でも唯一2人乗りができるモデルです。標準装備のフラットシートはもともとロングタイプなので、男性の2人乗りでもゆったり座れます。

また、オプションのバックレスト[背もたれ](+8,800円)を取り付けることで、タンデムライダーの安心感もグッと増します。2人乗りでの走行をメインにお考えの方であれば必須アイテムといえましょう。

 

航続距離はどのくらい?

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

S1-600、S1-1000の航続距離は、シングルバッテリーで約50km、デュアルバッテリーでは約100kmの走行ができます。(平均時速30km/h前後での走行の場合)

なお、簡単に取り外しのできるリチウムイオンバッテリーは重量が約4kgなので力に自信がない方でも安心の軽量設計。一般的な電動ママチャリ用のバッテリーよりも少し重いかな?くらいの重量感です。

また、満充電までにかかる時間は6〜8時間ほどとやや長めですが、一満充電あたりの電気代はたったの24円程度なので、公共交通機関の利用や内燃機バイクの燃料代を考えると非常に経済的ですよね。

 

純正オプションで使い方が無限にひろがる!

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

S1シリーズをよりオシャレで快適にしてくれる豊富な純正アクセサリも、マーベリックS1シリーズの魅力の一つと言えましょう。

専用の空気入れやフェンダー、フレームバッグ、スマホホルダー、買い物に便利なキャリアまで豊富なオプションが揃っています。

 

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

こちらはオプションパーツではなくマーベリックの推奨パーツですが、Thule社製のチャイルドシートがピッタリとハマるのです!運転者のヒザと干渉することもなく、絶妙なクリアランスでステムに装着できるので、子乗せの電動アシスト自転車としてもオススメです!

 

 

S1-1000を試乗した編集部の感想

【電動バイクの大本命!】マーベリックS1-1000はスロットル操作とペダル走行を可能にした最強の原付二種モデル!

初見はよくあるオシャレな電動モビリティというのが正直な感想。しかし、実際に乗ってみると60Vモーターが生み出すパワフルなアシストに驚きました。

コンパクトな車体からは想像できないほどトルクフルで急勾配の坂道もグイグイ登っていきます。少々心配していた車通りの多い幹線道路での走行も、少しアクセルを捻るだけでスムーズに合流でき、搭載しているモーターのポテンシャルを感じました。

また、アシストモードに変更しての試運転でも、軽くペダルを漕いだだけですぐに30km近くにまで達するため、運動不足が気になる方であればペダル操作によるアシストモードが断然オススメです。ファットタイヤからは想像もつかないくらいペダルが軽いため、一般的な電動アシストMTBよりも疲れにくく感じました。

試乗前は、よくある電動モビリティかなと高を括っていた節があったものの、S1-1000は電動モビリティのなかでも”頭ひとつ抜けた別格の乗り物”と言った印象を受けました。

 

今回の撮影で約5時間、20kmほど試乗しましたが、バッテリーの持ちも良く、30万円以下というリーズナブルな価格であれば断然お買い得と感じました。(何より乗っていてワクワクする!)

ここまでメリットばかり並べていますが、一点だけ欲を言わせていただけるのなら、あと5km/hだけ最高速度を上げてほしいところです。運転者の体重にもよると思いますが、約55km/hの最高速度はほんの少しだけ物足りなさを感じます。とはいえ、流れの速い道を選ばずに走行すればいいだけですので、大した問題ではないでしょう。

必要十分なモーターとバッテリーを搭載し、モトバイクのようなオシャレなルックスと趣味に合わせて付け替えられる豊富なオプションパーツ、それでいて30万円を切るリーズナブルな価格は、電動バイク購入を検討している方にとって非常に悩ましい選択肢が増えたのではないでしょうか。

少し古い表現ですが、マーベリックS1シリーズは”アリよりのアリ”です!

Writer: forRide編集部

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マーベリックテクノロジー
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