見事なカフェカスタム!海外のカスタムショップ「Moto Adonis」ご紹介!

最近では純正品がすでにカフェスタイルになっているバイクが増えてきましたが、やはりどれもカフェ味が薄い「当たり障りのない」カスタムばかりですよね。

その反面、栄枯盛衰・弱肉強食の世界で競争を勝ち抜いたカスタムショップがブランド化し始め、新しい潮流が生まれているようにも感じます。

 

今回はそんな列強のカスタムショップの中でも、非常にハイセンスなカフェ、スクランブラーのカスタムを生み出している「Moto Adonis」をご紹介します。

 

オランダを代表するカスタムショップ「Moto Adonis」

カスタム界ではまだまだ若手なカスタムショップ「Moto Adonis」は、カスタマーの要望に真摯に付き合ってくれる「狭く深く」を大事にする非常にあったかい工房です。

カフェレーサー、ブラットスタイル、スクランブラー、ボンバーなどを中心としたストリートファイトチックなデザインが得意で、こと「美しさ」においては最高峰の一角を担っています。

 

それもそのはず、彼らの名前にある「Adonis」とは美の女神アプロディーテに愛された美少年にあやかるもので、絶妙な美意識を大事にしているのです。

そんな「Moto Adonis」が手掛けた作品の中でも、特に目を引くものをいくつかピックアップしてみましたので、ぜひご覧ください。

 

BMW R1100GS スクランブラー

まずはスクランブラーからのご紹介です。オリジナルの革シートとリアフレームがR1100GSの全体的な印象を引き締めていますね。ハンドメイドのフェンダーにはベイツスタイルの砲弾型テールランプが添えられて、すっきりスポーティに仕上がっています。

 

いったんここで原型を見てみましょう。劇的ビフォーアフターですね、恐るべし「Moto Adonis」……

 

フロントのミニフェンダーもオリジナルで、小さなフォグライトを携えたひとつ目のヘッドライトは非常にチャーミングです。

全体的にブラックパウダーコートで仕上げられていることで、引き締まった印象を与えつつレザーパーツや有機的なタンクカラーによって表情豊かなバイクになりました。

 

タイヤは西ヨーロッパの田舎道でも快適に走れるブリヂストントレイルウィングを履いていて、デザインだけでなく乗り味にまでしっかりと気を配っているのがうかがえます。

こちらはオーダーメイドではなくショップで実際にお買い求めできるカスタムモデルだそうです。

 

BMW R80 RT カフェレーサー

今回の記事のサムネイルにもなっているこちらのミニマリストデザインなカフェレーサーの素体はあのR80 RTだそうです。ガワも中身も全部引っぺがされ、ほとんどがハンドメイドのパーツに換装されています。しかもタンクはCB500用のものだそうです。

 

こちらも劇的ビフォーアフター。見る影もなくなりましたが、逆に見えなかったコアな部分がむぎだしになったことで「本性」が見れる非常にアイコニックなカフェだなと感じました。

 

リアデザインは非常にひねくれています。エグゾーストは逆サイドへ貫いていて、ホイールもフォークではなくのっぺりとしたディスクになっています。電飾もすべて変更され、サイバーパンクなテールランプとバーエンドウィンカーがとってもオシャレです。

 

レトロフューチャーなデザインとカラーリングですね。差し色の赤は絵画でいうところの「アトリビュート」で、血液≒生命を感じさせる非常に重要な役割を担っているようです。

 

BMW R1100S カフェレーサー

こちらも非常に原型クラッシャーなカフェーレーサーです。

オリジナルのシートとリアカウルを実装するためにサブフレームから手作りし、それに続いてタンクをR100S Policeのものと換装、サスペンションはHagon製のものに付け替え、LEDテールランプは独自機構のリアカウルに埋め込んでいます。

 

先ほどご紹介したR80 RT カフェレーサーと同じように、右から見た時と左から見た時で全く別の表情を見せますね。肝心の乗り味ですが、これをオーダーしたカスタマー曰く「まるで飛行機で飛んでるみたいだ!」と言うほどの楽しさがあるそうです。

 

バイクのカラーリングはルノーの自動車でも使われているダークグレイを使用したそうです。黒、ダークグレイ、シルバーのモノクロコントラストとシートの差し色がとてもセクシーです。

 

YAMAHA XV750 カフェレーサー

こちらは最初にご紹介したBMW R1100 GSスクランブラーと同じように、実際にお買い求めできるカスタムモデルです。

カスタム内容は以下の通りです。

 

ハンドメイドのエグゾースト&マフラー、2012年のヤマハYZF-R1からフォークとブレーキ周りを移植、フューエルタンクはBenelliのタンクに換装、それに伴いサブフレームを手作り、オリジナルシートにLEDの電飾を組み込み、キーレスイグニッションシステム採用

Here, they started by swapping the more industrial front end of the stock bike for that of a 2012 Yamaha YZF-R1 – including the forks, wheel, and brake system. From here, a Benelli tank was mounted into place and then the time came to rebuild the subframe. They also fitted the bike’s saddle to comfortably nestle at the mouth of the new fuel tank and outfitted the rear end of the bike with a LED strip for lighting along with blinkers and a keyless ignition system compliments of Motogadget. The keynote piece here, however, has to be the custom exhaust, hand made from 40mm stainless steel that winds its way around the engine and feeds into the bike’s GP muffler helping this ride roar to life with every throttle.

その見た目からは想像できないほどモダナイズされたカフェレーサー、リアデザインはかなり大胆で若干サイズ感が大きいような気がします。ライディングポジションは非常にタイトで腰に悪そうですが、それもカフェレーサーのさだめでしょう。

 

お買い求めしたカスタマーにはさまざまな輸送経路で対応できるそうで、船便ならどこへでも対応できるそうです。

こちらのイカしたバイク、お値段は10,950ユーロ(141万円)から!(意外と安い……)

 

ショップのPV動画はこちらから!

ショップが2年ほど前に投稿したティーザーです。設計から実装まですべて手作業で一貫するクラフトマンシップには脱帽ですね。興味がある方はこちらからホームページにアクセスもできますので、ご参考ください。

 

いかがだったでしょうか?海外のカスタムショップの情報はなかなか日本国内では聞きつけにくいので、知らない方も多かったのではないでしょうか?これからもぼちぼちと海外のショップ情報にも手を伸ばしてまいりますので、皆さまStay tuned!

 

参考:Moto Adonis、YouTube:Moto Adonis Teaser