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ペダル付きの原動機付自転車?ペケペケ?パタパタ?一世風靡した「モペッド」のことを2分で知る!

ペダル付きの原動機付自転車?ペケペケ?パタパタ?一世風靡した「モペッド」のことを2分で知る!

最近は電動自転車の発展、普及に伴い、その存在感が著しく薄れて来た感があるのは否めないが、エンジン付きの自転車が存在することをご存知か?

今回は、まるでオートバイのプロトタイプのようにすら感じるエンジン付き自転車について簡単に説明してみようと思う。

 

ペダル付きの原動機付自転車?

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ここで紹介するモペッドはエンジン付き自転車で、エンジンや電気モーターなどの原動機だけで走行することも、ペダルをこいで人力だけで走行することも可能な車両の総称である。Motorと Pedalが語源とされる。まさに「原動機付自転車」の名称そのままなのだが、日本の法規では「原動機付自転車」は125cc以下あるいは50cc以下のオートバイを指すため、警察庁では本来の意味のモペッドに対して「ペダル付きの原動機付自転車」という、おかしな呼称を用いているようだ。

 

ヨーロッパでは運転免許が必要なかったため普及

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かつてのヨーロッパではモペッドに関しては運転免許が必要ない国が多かった為、普及したようだ。昔のフランス映画などを見ていると登場することが多いので、庶民の足的な存在だったのであろう。なお、現在は全てのEU加盟国で運転免許が必要となったようだ。

 

自転車同様のフレームが多い為、総じて小排気量だ

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多くのモペッドのフレームは、自転車と同じような構造が多い為、原動機は50cc前後の小型のエンジンが多い。また、セルモーターを搭載している車種は少なく、ペダルをキックペダルのように蹴って始動させるか、ペダルで走行しながらエンジンを始動するといった、少し変わった始動方式の車種が多いのも特徴の一つだ。

 

日本での名称は「ペケペケ」or「パタパタ」

現在も販売しているモペッドはほとんどが輸入外車だが、かつては日本国内でもホンダ、スズキなどから普通に作られ販売されたいた。変わったとことでは、ブリヂストンも自転車取付用のエンジンを発売していたという。「ぺケペケ」や「パタパタ」などと呼ばれていたようだ。

 

主なモペッドを紹介

やはり、現行のモペッドと言えばヨーロッパ車が圧倒的に多い。メジャーなところで言えばプジョーの「ヴォーグ」、ダイハツ(輸入販売店)「ソレックス」、ピアジオ・「チャオ」「ブラボー」、トモス・「Classic-1」「Classic-2」、ザックス「オプティマ」などが挙げられるだろうか。いずれにしても、クラシカルな雰囲気をまとった、お洒落な原動機付自転車といった体である。

 

想像以上に普通の原動機付自転車だ

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いざ、モペッドに乗ってみると想像以上に普通の原動機付自転車といった感じとなる。故障は現行の日本車に比べれば、それなりにあるだろう。また、唯一、原動機付き自転車と一線を画している、ペダルを漕いで走るという機能は、確かに漕げはするが、かなり重いとだけ言っておこう。

それでもモペッドの雰囲気が好きな方には一度、乗ってみることをオススメしたい。

 

参考 – Flickr : lovers v hatersphotobeppus 、FaceMePLSquite peculiar 、Steve Glover

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