30秒でわかる!カワサキ ニンジャ進化の歴史

世界に誇る日本のバイクメーカー カワサキのYouTubeチャンネルに、同社のロングセラーモデルであるニンジャ(Ninja)の20年以上にわたる進化を振り返る30秒の動画が投稿されています。同社を代表するスポーツバイクであるニンジャがどの様に変化してきたのかをザックリと学びましょう。

 

Ninjaの名前が初めて登場したのは1984年

「Ninja」の名前が初めて登場したのは1984年です。この年に発売されたGPZ900Rの北米市場モデルがNinjaと呼ばれていました。カワサキの新時代のフラッグシップとして、それまでのスポーツバイクに採用されていた空冷エンジンに代わり、水冷エンジンが搭載された初のモデルでした。排気量908ccで最高出力115PS(馬力)を発揮と、当時としてはかなりのハイパワー。最高時速は250km/hと現代にも通用する速さを誇っていました。

 

日本のNinjaの進化を振り返る

一方、日本国内で「ニンジャ」の名称を持つバイクが発売されたのは10年後の1994年です。ここではGPZ900Rとは異なるバイクとして誕生したニンジャの1994年式モデルから現代までをまとめて振り返ります。

ZX-9R型

輸出市場向けとして展開されたニンジャ ZX-9R、1992年にホンダが発売したCBR900RRに対抗するべくカワサキが開発したマシンです。写真のカラーリングはラインアップのうち1つでカワサキらしいグリーンカラー、映画『トイストーリー』に登場したバズ・ライトイヤーの色具合とほぼ同じです。

 

こちらは98年式のZX-9R。このモデルからヘッドライトが1灯式となりました。エンジンは新設計の水冷エンジンで最高出力5馬力アップ、外装デザインも色・形状ともに若干変わり、さらには乾燥重量で32kgの軽量化にも成功しています。

 

2000年式のZX-9R(E型)、再び二眼式ヘッドライトへ(しかも独立型)。98年式よりも1馬力アップ、そしてタイヤサイズもアップしています。

 

2002年式のZX-9R(F型)はZX-9Rの最終型にあたるモデルになります。多数の改良が施された新型フレームを採用、フロントブレーキキャリパーはそれまでの6ポッドタイプから4ポッドタイプとなりました。乾燥重量が先代モデルより3kg増えており、これに関しては否定的な意見が多いです。

 

ZX-10R型

新たなニンジャとして2004年に登場したのがニンジャ ZX-10Rです。ZX-9Rの最終型よりも31PSも高い最高出力175PSを達成しており、パワーウェイトレシオ(重量を出力で割った時の数値)が1kg/psを切っています(市販車の中では初の快挙)。なおこのマシンも輸出仕様です。デザイン的にもこのあたりから最近のバイクらしく見えてきました。

 

2006年モデルでは新開発のFI(Fuel Injection:いわゆるインジェクション)が採用されて中回転域での出力が向上しています。2004年モデルよりも扱いやすいことで有名。

 

2008年モデルでは乾燥重量が4kg増えて179kgになったものの、最高出力188PSを達成しています。

 

2010年モデルはカウルやシフトなどにマイナーチェンジが行われています。

 

2011年には完全新設計のZX-10Rが発売されました。エンジン、フレームそしてサスペンションにいたるまで全て新設計です。最高出力が200PSを超えました。

 

デザインやエンジン並びにサスペンションなどが変更されています。ABSならびに保安部品非装着のレース向けベース車両もラインアップされていました。

 

2019年に発表された現行モデルのZX-10Rです。カワサキのファクトリーチームがスーパーバイク世界選手権5連覇した時のマシンと似たカラーリングが施されています。最高出力はニンジャ史上最大の203PSです。

 

今後もニンジャから目が離せない

ニンジャの名前が登場してから今年で36年が経過しました。これからのニンジャはどのようなデザインのバイクとなり、そしてどのような進化を遂げていくのか楽しみです。

川崎重工業株式会社

神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号(神戸クリスタルタワー、神戸本社)

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