バックトゥ60年代。手作り感が半端ないトライアンフ スラクストン!

100年以上の歴史を持つイギリスの老舗バイクメーカー、トライアンフ。そんなトライアンフは近年ではクラシカルな外観と先進の機構を備えたネオクラシックモデルを数多くラインアップしています。1960年代のカフェレーサーを意識した「スラクストン900」もそのうちの一つ。純正でも十分カッコいいスタイリングでしたが、イタリアのノースイーストカスタムはさらに割り切ったスタイルに昇華させてしまいました。

 

無骨でソリッドな印象を持つカフェレーサー

 

セパレートハンドル、先細りした形状のテールカウル、1人乗り用のレザーシートなどのカフェレーサーの定番とも言えるパーツをキッチリ揃えています。ある意味ではスタンダードなスタイリングといえますが、一部パーツに見られる素材感が前面に押し出されたスチール製の外装パーツが目を引きます

 

燃料タンクやテールカバー、そしてサイドカバー(フィルターカバー)やフェンダーに至るまでいぶし銀一色。まるでバイク全体が鋼鉄で包まれているようです。不揃いな表面処理からは無骨な手作りカスタムバイクらしさを感じます。フレームやサスペンションにホイールなど本来なら目立つパーツが地味に見えるくらいの圧倒的な存在感です。

 

フロントタイヤをチラッと見た時にスタイリッシュなフェンダーが視野に入ってくると少し得した気分になりますね。フェンダーは純正よりも短いショートタイプとなっています。リアフェンダーは取り外されていますが、テールカバーで泥や水は少しカバーしてもらえそうです。

 

個人的には、レザーシート先端と燃料タンクの重なり部分がうまく収まっているところに目が留まりました。社外品のタンクとレザーシートを装着しようとすると、タンクにシートが当たってしまってうまく固定できないことがあるのです。

 

スティッチ入りレザーシートとスチールパーツのコントラストが渋い

 

シートにはダイヤモンドスティッチ入りのレザーシートが採用されています。厚くてしっかりしていそうなところには安心感を感じますね。燃料タンク、サイドパネルやテールカウルとのコントラストも絶妙で、渋くてかっこいいクラッシックなカフェレーサーの世界観を放っています。

 

シンプルなハンドル周り

外装パーツやレザーシートの存在感が強いのに対して、ハンドル周りは比較的シンプルな印象です。カスタムが何もされていないわけではなく、ハンドル左側にだけ装着されているバーエンドミラー、左右で色の異なるグリップ、そして純正品のツインメーターから交換された社外品のシングルメーターなど、抜かりなく手が入っています。

 

カフェレーサーは永遠

ベース車のスラクストンそのものがカフェレーサーのデザインを取り入れた市販車であるだけでなく、それをさらにショップが手を加えて独自のカフェレーサーに仕上げているなど、メーカーの側もショップの側もカフェレーサーへの深い愛情を感じます。60年以上経過しても愛されるカスタムは、永遠に不滅です。

North East Custom

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。