カワサキが前二輪の”リーン”するトライクを発表。しかもEVと電動アシストだ!

クルマに近い安定感とバイクのような運動性能から人気を集めている前二輪の三輪モビリティ。中でもナイケンやトリシティと行ったヤマハのLMWが代表的ですが、カワサキも独自の機構をもったマシンの投入を予定しています。

 

カワサキならではの普段使い三輪モビリティ

それがこちら、三輪ビークルコンセプト「noslisu」。スリムなフレームに、前二輪、後ろ一輪というスタイルだけを見ていると、バイクというよりは変わり種の自転車といった形にも見えます。それもそのはずで、こちらは既存のLMWとは違い、電動アシスト。後輪に内蔵されたハブモーターがパワーソースとなっています。

 

カワサキ NOSLIS

前二輪を支持する機構もヤマハとは異なります。あちらは4本のテレスコピックフォークと2本のアームを採用しているのに対して、noslisuは左右それぞれのアームとスプリングサスペンション。どちらかというとバイクよりもクルマ寄りの構造に見えます。

それでも、動画を見る限りはかなり軽快に車体を傾けて駆け抜けており、完成された設計なのは確か。しかも、そのまま自立するので立ちごけの心配だって不要です。

 

カワサキ NOSLIS

フロントの車輪の間には大容量のカゴを設置。スーツケースや野菜のたくさん入った麻袋を入れても余裕があるほどなので、通勤通学はもちろん、ちょっとした買い出しにも役立つことでしょう。積載位置がかなり低いので、低重心を保てるということもハンドリングの確保に一役かっていそうです。

 

ちなみにラインアップには完全なEVモデルもあります。運転には普通自動車免許が必要とのことなので、法整備が進んでいる超小型モビリティの規格で発売を予定しているのかもしれません。

 

市販化は2021年夏を予定

ヤマハ TRITOWN

2019年の東京モーターショーではヤマハもラストワンマイルでの使用を主とした電動LMW「TRITOWN」を公開していました。流麗で生物的な美しいスタイリングとアクティブに楽しめる立ち乗りモビリティということもあり、注目を集めましたが市販化にはいまだ至っていません。同年の夏には実証実験も行われていたんですけれどね……。

 

一方、より普段使い向きのモビリティとして企画されている印象のnoslisuは2021年夏に市販予定。さらに来る2020年9月27日(日)には三井アウトレットパーク マリンピア神戸で初の展示・試乗会を予定しています。買い物ついでにカワサキ渾身の三輪モビリティを試すチャンスです。

なお、雨天の場合は10月4日(日)に延期されるとのことなのでご注意を。

noslisu

公式サイト

石川 順一

石川 順一

理学の博士号をとったものの、趣味が高じてライター稼業に流れてきた変人。やっぱりクルマとバイクにはロマンがあるよね。