野暮ったいカウルはポイ!ホンダNX650がサバイバルなオフ車に変身

欧州向けのデュアルパーパスモデルとしてホンダが過去に販売していたNX650ドミネーター。ウインドウスクリーンや高い最低地上高にスキッドプレートなど見た目がザ・オフロードバイクという感じで、見かけたらその日はラッキー!と思っていいくらい国内では流通していないマシンです。

 

そんなレア車をベースにオーストリアのカスタムバイクショップ Vagabund Motoが現代的なマシン「V13」にリニューアル。シンプルかつモダンなスタイルは一見の価値アリです。

 

無駄のないスタイリッシュなデザイン

こちらが今回の V13になります。モノトーンのカラーリングや、スリム&スマートなフォルムがなんともスタイリッシュです。元のNX650は1980~1990年代にかけて販売されていたモデルですし、今見るとちょっとやぼったく感じてしまう所もありますが、こちらではそんなところは皆無です。

 

真上から見るとこのとおりスッキリ!ヘッドライトとフロントカウルを取り外して軽量化していますし、なによりシンプルになった分ボディラインがキレイになっています。

 

排気系パーツでは、スロベニアのパーツメーカー アクラポビッチ社のサイレンサー、2本のエキパイを1つにまとめる2in1コレクターなどが採用されています。

 

3Dプリンタ製カスタムパーツを採用

V13の一番の特徴はカスタムパーツの制作方法にあります。なんと3Dプリンターが使用されているんです!例えば、燃料タンク、エアフィルターカバー、インジケーターライト用のブラケットなどあれもこれも全部3Dプリンタ製。全体的にソリッドな印象が近未来感を高めています。

それにしても、だんだんと新しい手法を取り入れるビルダーが増えていますね。当メディアでも過去に下記のようなバイクを紹介したことがあります。

ついにここまで来たか!3Dプリンタ100%使用のバイク参上!

 

 

ちなみに燃料タンクにはドイツのモトガジェット社が手掛ける、小型のデジタルスピードメーターが埋め込まれています。存在感は控えめですが、タンクとの一体感の高さがオシャレで良いですね。

 

オリジナルのラックで積載性アップ

フロントにはオリジナルのラックが装着されています。アタッチメントを利用することで、専用バッグの着脱はラクラク。走行中に外れてしまう心配も無用です。

 

ラックを装着するのは良いけどヘッドライトはどこにいったんだという意見も飛んできそうですが、見ての通りはラックと一体化されています。2灯式でシンメトリーなデザインも魅力的ですね。小さなフォグランプには愛嬌を感じます。

 

リアには何やら怪しいケースが左右にそれぞれ1つずつ装着されています。これはバイクやバギー用の収納ボックスを製造するメーカー GKA社が手掛ける燃料タンク。深い森や山に入ってあわや燃料切れ!なんて目に合わなくて済みそうです。見た目こそ、モダンで泥とは無縁そうですが、こうした実用性も確保されているのはなんともアッパレ。

 

お洒落でなおかつ実用性もあるオフロードバイク

かなりハイセンスなデザインながらもきちんとオフロードとしての実用性も考えられていて、どこを走っても映えそうです。オフロードバイクには走行性能や耐久性が特に求められますが、こういうオシャレ度高めなマシンが増えればバイク業界も盛り上がりそうです。

Vagabund Moto

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。