オフロード仕様へ大変貌!ワイルドになったヤマハ・ビラーゴが渋い

ビラーゴといえば、ヤマハが製造していたハーレーもどき……ではなくアメリカンバイクです。基本、舗装路を気持ちよく走るためのバイクですが、アメリカのヴァージニア州にあるカスタムバイクショップ industrial Motoが製作したカスタムバイク Scoutはまったく違います。1983年式のヤマハ ビラーゴをベースに見た目も走りもオフロード仕様へとモディファイしてしまったのです。

 

オフロードビラーゴをチェック

こちらがindustrial Motoのカスタムバイク SCOUTです。サテンブラック(艶消しブラック)やブロンズカラーと、泥道を走り終えたばかりのごときカラーリングとなっています。オフローダーにはたまりません。

 

デザインイメージの源泉はアメリカの古~いSUV「International Harvester Scout 4x4s」にあります。昔ながらの無骨なオフロード・ボディデザインからインスピレーションが影響を受けていて、過去に対するリスペクトやオマージュ、そして何か哀愁のようなもの感じさせられるストーリーです。

 

カスタムバイクのオリジナリティが満載

各部分を見ていくと、細かなこだわりが見て取れます。エンジンカバーの円部分にindustrial Motoのオリジナルロゴはその1つです。歯車とショップ名称を合わせたロゴデザインで、SCOUTの無骨なオフロード・デザインとマッチしています。

 

 

ハンドル周りにも注目すると、トップブリッジ埋込式のデジタルスピードメーターが採用されています。モータースポーツ車両のコックピットのようなデザインです。

 

電装パーツをスマートフォンでコントロールすることができるようになっている点も興味深く、現代的で画期的なカスタムとなっています。具体的にどのようなコントロールをすることができるのかは明かされていないので、実際に触って確かめられないのが残念です。

 

カスタムバイクの肝であるタンクとシートもチェックしましょう。タンクは左右がブロンズセンター部分をオレンジとするツートンカラーとなっています。原色にあたるオレンジが存在感を出しながら左右のブロンズカラーで落ち着きを与え、よりアウトドア向きでアクティブな印象となっているところがクールです。

 

この気持ちよさそうなシートはワンオフ(専用品)です。ダイヤモンド・スティッチ(菱形の刺繍)がシート表面に入っていることでおしゃれ度が増しています。

 

このようにオリジナル塗装のタンクとワンオフシートはマットブラック(艶なしブラック)のフレームやエンジン周辺のパーツとも絶妙なコントラストを生み出しています。タンク側面にScountのエンブレムが付けられているところもグッドです。なおサブフレームにもワンオフ品が採用されています。

 

リビルトされたエンジンやサスペンションにも注目

エンジンはリビルト済(一度バラして消耗部品を交換し、再度組み直すこと)で、さらにパウダーコーティング(粉体塗装)が施されています。サスペンションに関しては近代化が行われていて、調整可能なスズキ GSX-Rのリアサスとリビルトされたフロントフォークを搭載した贅沢な仕様です。

 

 

これはオリジナルカスタムパーツのエアインテーク。全体のカラーリングとマッチするように加工・パウダーコーティングが施されています。芸が細かいです。

 

オフロードも走れる

タイヤにも注目です。オフロード向けのノビータイヤ(ブロックタイヤのこと)が前後に装着されています。オンロードを走るもよし、オフロードでダートを楽しむのもよし、といった感じです。

 

ホイールは前後ともに5スポークでブロンズカラーです。少し黒がかっていることでブロンズとのコントラストが生まれ、よりバイク全体と馴染んでいます。

 

まとめ

 

industrial MotoのScoutは、統一されたブロンズとブラックのカラーリングおよびそのカラーリングに似合うオフロード仕様へのモディファイが為された、完成度の高さが魅力です。オフロード好きなライダーの心の琴線に触れるおしゃれなカスタムバイクであること間違いなしです。

industrial Moto

Culpeper, Virginia

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。